アフリカ便り

このコーナーでは、会員のとっておきアフリカ情報や、フィールド体験をご紹介します。

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最新のアフリカ便り

ゾウに殺されてしまったスザンナさん

岩井雪乃 2019年、過去最多のゾウによる死亡事件 活動地であるセレンゲティ県では、2019年は、ゾウに襲われて死亡する事件が過去最多となり、7名の被害者がでてしまいました。図を見てもらうとわかるように、セレンゲティ県は…

ゴミを許容する暮らし

八塚春名(タンザニア)  2016 年 9 月のある日、朝からみんながゴミ拾いをはじめた。コーラやスプライトのペットボトル、ビールの空き瓶*、ビニール袋、ビスケットの包装袋、段ボール。それらを一か所に集めて燃やしていたの…

不安をコントロールする

桐越仁美 2020年からアフリカに渡航できておらず、友人たちには長らく会えていない。安否確認も兼ねて、時折ニジェールやガーナの友人とWhatsAppやFacebookで通話をする。新型コロナウイルス(COVID-19)の…

土に還る建物

牛久 晴香 「修理ができないほど、この地域は貧しいのか。」2010年のフィールドノートに、わたしが書いた文章だ。このころわたしはガーナ北部のボルガタンガ地方の村で住み込み調査をはじめたばかりだった。村を歩くと、あちこちで…

「うわさをやめよう、チンパンジーのようなキャンプは良くない」

関野文子 熱帯雨林のキャンプでの夕食時、大きな声が響きわたった。私は、カメルーンに暮らす狩猟採集民バカの人たちを調査するために彼らとともに森のキャンプに滞在していた。その声の主は、バイさんという年配の男性だった。何かと思…

畑に黒い塊を見つけたとき

山口 亮太 コンゴ民主共和国の農耕民であるボンガンドという人びとの村に滞在していたときのことである。僕は、調査助手のジャンマリーさんに付き添ってもらって、道路沿いから少し藪の中に入ったところにある畑の広さを測りに行った。…

日本の汚い・ベナンのきれい

村津 蘭 ベナンの道を歩く多くの日本人は道端に落ちるゴミの多さが気になるようだ。同じ町に住んでいた日本人女性は「汚い、汚い」と道を歩く度に言っていた。確かに、買い物で使う黒いビニール袋や果汁が吸い尽くされたオレンジ、壊れ…

林業先進地のトイレ事情

近藤 史 タンザニア南部ンジョンベ州の農村に通い続けて、かれこれ20年が経った。そのあいだに、彼の地では植林が盛んになり、はげ山の連なっていた丘陵が黒々とした森で覆われ、林業景気に沸いた。土壁に草葺き屋根の家々がみるみる…

キレイなムベゲ

溝内 克之 「検査の結果は、アメーバ赤痢。なにか変なもの食べたり飲んだりした?え、ムベゲ?街で買ったムベゲ。それが原因ね。街のムベゲは、キタナイからね。」 私を診察したタンザニア人医師は、日本人がバナナの酒ムベゲを飲んだ…

ワンメタラ!

丸山 淳子 「そいつが来たら、ワンメタラ!ワンメタラ!ってやるんだって」と、電話口に、父さんの大きな笑い声が響いた。ボツワナのなかでももっとも辺境とよばれるカラハリ砂漠のはずれに、私が長年フィールドにしているブッシュマン…

仕事おわりの様変わり

松原 加奈 日本でもエチオピアでも、働く人びとが浮足立つのはやはり仕事おわりだと思う。エチオピアの革靴工場で朝から調査をしていると、終業の時間が近づくにつれ、仕事の終わる高揚感が労働者全員から伝わってくる。今回は仕事とプ…