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最新のアフリカ便り

エチオピアの物価高-「働く」
松原 加奈 現在、日本ではすべてのものの価格が高くなっている。2022年4月ごろから、日本では体感できるほど、物価高騰が進んでいる。20年程、消費者物価上昇率がそんなに高くなかった日本ではめずらしいことだ。 私たちの生活…

新世代―「育つ・育てる」
大門 碧 新時代だ。 そう思った。ウガンダの首都カンパラに立地するマケレレ大学の一室で、エクステンションが編み込まれた髪の毛を振りながら、くるくると瞳をめぐらして、悩ましそうに、でも楽しそうに話し続ける彼女を見ているとき…

調理場でのおしゃべり -「食べる」
浅田 静香 食べることが旅先での楽しみのひとつという人は、きっと珍しくないだろう。わたしも食事がウガンダでの調査中の最大の楽しみだった。ウガンダ人の家庭で初めてごちそうになった食事がこちらの写真。 蒸したバナナに、ラッカ…

「藪」に見えていた畑 -「食べる」
井上真悠子 生まれも育ちも大阪の市街地だった私は、植物や農業とはあまり縁がない生活だった。祖父が北部の山に畑を持っていたので、幼い頃は何度か祖父の畑に芋掘りに行ったことがあるが、私が見た景色は、せいぜい、フェンスで囲まれ…

「産んだだけよ」といえる日が、いつか。—「泣く」
丸山 淳子 ザンジバルには行ったことがない。とても美しい場所だという話はよく聞く。海が青くて、空も青くて、格調高い街並みが広がり、色とりどりの服を着た人たちが行きかっている。そんなイメージを持っているけれど、本当のところ…

「イジり」と「自虐」と犬のネタ-「笑う」
牛久 晴香 笑いにノレない時がある。とくに「イジり」と「ブラックジョーク」が苦手だ。関係性によっては許されるのだろうが、自分には笑う資格があるのだろうか、とか、どこが面白ポイントなんだろう、などと考えてしまう。「自虐ネタ…

借金は未来への投資-「貸す・借りる」
藤本 麻里子 日本人の大多数は借金をとても敬遠し、人によっては忌み嫌います。実際に私も、借金はできるだけしたくないし、しないように生活することが重要だと日々考えています。とはいえ、車や住宅の購入といった大きな買い物をする…

自分の名前が落書きの材料になった話 —「読む・書く」
大石高典 自分の持ち物に名前を書きなさい…このような指導は小学生のころから身にしみついている。おまけに、私はモノの管理が苦手で、自宅の中ですらすぐにモノを散らかしたり、なくしてしまいがちである。そんなこともあって、私は大…

読み書きの言葉と、おしゃべりの言葉 —「読む・書く」
八塚春名 タンザニアの公用語であるスワヒリ語は、アルファベットを用いて記述する。だからアルファベットを知っていれば、わたしもなんとか読めるし、書ける。タンザニアで調査を始めることに決めた20年前のわたしは、四苦八苦しなが…

「ケンカ」しても良いかもしれない
山口亮太 「もう、俺は知らん!入ってこんといて!」 そう叫んで、僕は戸口に立っていたおじさんを家から追い出し、扉を閉じた。怒り慣れていないので、手が震えてうまく鍵をかけることが出来なかった。そばにいた若者に手伝ってもらっ…

『コーヒーを飲んで学校を建てよう――キリマンジャロ・フェアトレードの村をたずねる』=ふしはら のじこ(文・絵)/辻村英之(監修)
紹介者: 大石高典 タンザニア北東部、アフリカ最高峰キリマンジャロ山(標高5895m)の麓にルカニ村はある。ルカニ村に住んでいるのは、バントゥー系のチャガの人々である。村人たちは、樹木を残しながら自給作物と一緒にコーヒー…