アフリカ便り

このコーナーでは、会員のとっておきアフリカ情報や、フィールド体験をご紹介します。

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最新のアフリカ便り

中学校8校でゾウ獣害対策研修を開催

岩井雪乃 2020年度は、コロナ禍の影響で、プロジェクト担当の岩井は現地に行くことができませんでしたが、パートナーNGO・SEDERECのダミアンが、村の人たちと協力して活動を進めてくれました。メッセージや電話で連絡を取…

きみはヒーロー

大門碧 最初の出産は、日本でだった。当時、ウガンダ人の夫は、彼の祖母の家に身を寄せていた。次第に激しくなってくる陣痛に耐えながら、子宮口が開くのを待っているとき、何度も夫から携帯電話に着信。何度目かのタイミングで、電話に…

黙って我慢したらダメ

井上真悠子 「女がおとなしくしてると、男は太鼓のように女を叩き続けるから」 「女は、黙って我慢してたらダメなんだよ」 これは10年以上前、私がタンザニアの島嶼部ザンジバルで調査をしていたときに、夫に殴られたと言って実家に…

女にだってできること

眞城百華 “女たちもこの大変な状況をかえられるとわかったの” 私が調査をしているエチオピア最北部のティグライ州は、1975年~1991年まで内戦下にあった。1974年にエチオピア革命が起きて、その後成立した軍事政権に対抗…

女も、男も。

仕事中、身なしだみにより気を付けなければならないのは誰だろうか。買い出しに走るのは誰だろうか。荷物を運ぶのは誰だろうか。急な転勤の辞令、受けるのは誰だろうか。出張ばかりの仕事、続けるのは誰だろうか。 家のなか、子どもが泣…

「女の仕事」と「男の仕事」

山口亮太 僕の母親ほどの年齢の女性が、頭にかけた幅の広い紐だけを頼りに、いかにも重そうな背負いカゴを運んでいる。カゴの中身は、飲み水の入った黄色いポリタンクで、満タンにすれば25リットル程度にはなる。その重そうなポリタン…

不要不急の大事なこと(会報第18号 アフリカ便り)

大門 碧 同じアフリカならウガンダ出身の夫も過ごしやすいかもしれない。子どもを抱えての求職活動のなかで、南部アフリカのザンビアでの仕事を受けたのが5年前。ザンビアに夫を呼び寄せ子どもらと3年半暮らしたのち、夫の母国のお隣…

おばあちゃん、もうすぐタンザニアへ帰ります(会報第18号[2020年度]巻頭言)

溝内克之 「マラハバって言ってくれたおばあちゃんやろ。」 4歳の長男に、タンザニアのおばあちゃんの訃報を伝えるとそう応えた。「マラハバ」とは、年長者への挨拶「シカモー」への応答の挨拶だ。2年ほど前、初めて私の調査村を訪れ…

カメルーンの手洗い文化

大石 高典 新型コロナウイルスのパンデミックが続く中で、私が通い続けているカメルーン東南部の森の世界からも、政府やNGOなど様々な主体によって行われる予防対策の様子が現地の友人・知人からSNSで送られてくる(写真1)。 …

きれいな肉・きたない肉

松浦 直毅 アフリカ熱帯林の狩猟採集民の村に長いあいだ住みこんで調査をしてきたので、私はこれまでにいろいろな種類の動物の肉を口にしてきた。最も頻繁に食卓にのぼるのはヤマアラシやオニネズミなどのげっ歯類で、ダイカー類などの…

ゾウに殺されてしまったスザンナさん

岩井雪乃 2019年、過去最多のゾウによる死亡事件 活動地であるセレンゲティ県では、2019年は、ゾウに襲われて死亡する事件が過去最多となり、7名の被害者がでてしまいました。図を見てもらうとわかるように、セレンゲティ県は…