アフリカ便り

このコーナーでは、会員のとっておきアフリカ情報や、フィールド体験をご紹介します。

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最新のアフリカ便り

祈りの水

池邉智基 身体に触れるものや口にするものなどは、なるべくきれいなものであってほしい。そのような「きれい」であるという状態は、清潔で衛生的であることだけでなく、何かよからぬことがあるかもしれないという不確実な状態ではないと…

「ゴミ」を生み出すお土産から考えたこと

黒崎龍悟 研究のフィールドとしてタンザニアに通うなか、現地でお世話になっている人たちにお土産をもっていくことがよくある。 こどもたちに対しては、簡単なおもちゃや文房具などを持っていくことが多い。ときどき、多くの子どもに配…

紙おむつ騒動

善積 実希 まだうんちはしてないなあ。 便秘かな?大丈夫かな? わたしの頭のなかはいつも息子のうんちとおしっこのことでいっぱいだ。家族のあいだでも、息子の排泄状態の情報交換は欠かせない。そんなとき 紙おむつが売っていない…

哺乳瓶の洗い方

桐越 仁美 ハジヤは、いつも違う人の子どもを預かって育てている。両親が離婚して母親が出て行ってしまったから。両親が仕事で失敗して養育費を捻出できなくなったから。子どもを預かる理由は様々だ。自分自身も7人の子どもを育てあげ…

きれい好きな元難民

村尾 るみこ 「ワシャ委員会では、まず、1)トイレを屋根・フェンスで囲うこと、2)床を掃き清めて・・・」 元難民のラシャはそれまでの淡々とした語りぶりとはちがい、語調を強めて勢いよく話し出した ザンビアの難民定住地に隣接…

おばあちゃんの黄色い入れもの

八塚 春名 「わたしの『入れもの』をもって来て。」 寝る準備を始めると、いつもおばあちゃんは姪のイバンヌにそう言っていた。イバンヌは、それまで外でわたしたちが使っていた椅子やゴザをぜんぶ家の中に入れて、最後にその「入れも…

子育てのにおい

丸山 淳子 あっと思ったら、もう遅かった。私のズボンが、まだらに濡れていた。当の本人は、一段と機嫌がよくなり、笑い声をあげている。周りの大人たちは、私が思わず上げた声に、ちらりとこちらを見たけれど、すぐにおしゃべりに戻っ…

汚れていない服の効用

 黒崎 龍悟 タンザニアの人たちはとてもきれい好きだ。町を行く男の人たちはパリッとアイロンのかかった服を着ている。女の人たちはカラフルな生地で仕立てた服をまとっている。それにひきかえ私はタンザニアに行ったばかりのころ、よ…

きれい・きたない

思いのほか・・・といってはなんですが、アフリカにはとても清潔できれい好きな人びとによる文化や習慣があります。普段の飲み水や生活用水、トイレやゴミの問題といったことから、日々の服装やおしゃれなど、ちょっとしたことからもそこ…

大河のトイレ事情と環境問題

 松浦 直毅 全長約4700km(世界5位)、流域面積368万平方km(世界2位)、アフリカ大陸のどまんなか、コンゴ盆地の熱帯雨林を雄大に流れるコンゴ川は、豊かな生物多様性を育む命の源であるとともに、人々の生活を支える交…

きたないものに価値がつくとき

浅田 静香 2012年、私が初めて調査のためにウガンダに降り立ったとき、漠然と「地域固有のごみの捨てられ方や利活用」について調査したいと思っていた。かと言って具体的な目星があったわけではなく(いま思えばもっと事前に勉強し…