今回のアフリック・エッセイのテーマは、さまざまな「動詞」です。じつはこの動詞シリーズは、過去にも実施したもので、そのリバイバル企画となります。2024年にアフリック20周年を迎えるにあたって、20年におよぶこれまでの蓄積を振り返り、20年のあいだの変化をたどるとともに、20周年の先の未来を展望するという意図で、20周年記念事業として企画しました。同じ動詞をあつかった過去のエッセイと読み比べてみるのもいいですし、同じ国に関する過去のエッセイを合わせて読むのもいいでしょう。同じ筆者がずっと前に書いたエッセイを探してみるのもいいかもしれません。みなさんも、アフリックの、そしてアフリカの20年を一緒に振り返りましょう。
- アイスクリームの約束—「稼ぐ」
- また会う日まで――難民女性たちと月のもの対策を考える
- 「思い出す」―人類学者と動物たち
- 「茶をしばく」
- 戦禍を超えてー「つながる」
- 続・凄腕の鍛冶屋―「つながる」
- 知るために旅をせよー「旅する」
- みんなで見送る―「葬る」
- 人との会話は生活の必須要件(動詞「話す」)
- 話さなくても、つながっている―「話す」
- 暗闇でゾウを「聴く」
- 呪いの世界をかいまみる
- 揃いの服で故人をおくる―「葬る」
- エチオピアの物価高-「働く」
- 新世代―「育つ・育てる」
- 調理場でのおしゃべり -「食べる」
- 「藪」に見えていた畑 -「食べる」
- 「産んだだけよ」といえる日が、いつか。—「泣く」
- 「イジり」と「自虐」と犬のネタ-「笑う」
- 借金は未来への投資-「貸す・借りる」
- 自分の名前が落書きの材料になった話 —「読む・書く」
- 読み書きの言葉と、おしゃべりの言葉 —「読む・書く」
- 「ケンカ」しても良いかもしれない
- 20周年を「祝う」