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アフリカの文化や社会を学ぶ本

『アフリカから農を問い直すー自然社会の農学を求めて』杉村 和彦・鶴田 格・末原 達郎 編

紹介者:村尾るみこ アフリックの初代代表であり、アフリカゾウと生きるプロジェクトを担当している岩井氏が「アフリカを学ぶ人へ」(世界思想社、松田素二編)『自然保護と地域住民』で鮮やかに指摘したとおり、経済成長主義路線のアフ…

イベントのご報告

【報告】「国分寺とアフリカのローカル・フードシステム—生活のなかに農がある」(2025年3月2日)

八塚 春名 東京都国分寺市は、都内で3番目に農地面積率が高く、市内にたくさんの直売所が点在する、都会にありながらも、農と食の距離がわりと近く感じられる地域です。わたしたちがこれまでかかわってきたアフリカでも、とくに農村部…

アフリカの文化や社会を学ぶ本

『ワックスプリント 世界を旅したアフリカ布の歴史と特色』アンヌ・グロフィレー=著、ダコスタ吉村花子=訳 

紹介者:田中 優花 ワックスプリントとは、インドネシア・ジャワのバティックからヒントを得て開発された、ろうけつ染めの技術を応用して生産されるプリント布のことだ。日本では、「アフリカ布」の名称でも知られている。かつて紹介者…

アフリカゾウと生きるプロジェクト

ゾウプロジェクトからふりかえるアフリックの20年(会報第21号[2024年度]巻頭言①)

岩井雪乃 「ゾウだー! ゾウだー!」 6 月はトウモロコシの収穫期。つまり、ゾウがもっとも村にやってくる時期だ。毎晩のようにゾウが畑を襲ってくる。今、トウモロコシが一番おいしくなっていることを、ゾウもよくわかっている。ゾ…