アフリカの文化や社会を学ぶ本

アフリカの文化や社会を学ぶ本

『グッド・モーニング・トゥ・ユー!―ケニアで障がいのある子どもたちと生きる』(Forest Books) 公文和子=著

紹介:大門 碧 本書は,医者である著者が2015年にケニアで『シロアムの園』という知的・身体的障がいを併せ持つ子どもたちの療育施設を立ち上げるまでの個人史を含めた経緯,そしてその『シロアムの園』の2020年までの活動内容…

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“Ghana on the Go: African Mobility in the Age of Motor Transportation” ジェニファー・ハート=著

紹介:牛久 晴香 『動きつづけるガーナ』、とでも訳そうか。邦訳が出ていない英語の学術書を「おすすめアフリカ本」で紹介するのは、少し気が引けた。しかし、平易な文体のため、基礎的な英語力があれば苦労なく読み進められるだろうと…

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『親指ピアノ道場!~アフリカの小さな楽器でひまつぶし~』サカキマンゴー=著

紹介:大石 高典   親指ピアノは、木などでできた共鳴箱に並べられた金属製の棒を指で弾いて演奏する楽器である。アフリカを旅していると、時々木の板や自転車のスポークなど身近な材料で作られた親指ピアノを目にすることができる。…

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『生態人類学は挑む わける・ためる』寺嶋秀明(編)            

紹介:関野文子 本書は『生態人類学は挑む』シリーズの16巻のうちのひとつである。本シリーズは、一人の著者が長期調査に基づいて描いたモノグラフシリーズと複数の著者が領域横断的にあるテーマに則して論じる6巻からなる。生態人類…

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『海をわたるアラブ -東アフリカ・ザンジバルを目指したハドラミー移民の旅-』 朝田郁=著

紹介:井上 真悠子 本書を紹介する前に、まず、前置きとして書いておきたい。 2021年10月7日の夜、まさか日本の全国ニュースで「タンザニア」「ザンジバル」という言葉が聞こえる日が来るなどと思っていなかったので、とても驚…

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『難民・強制移動研究のフロンティア』墓田桂・ 杉木明子・ 池田丈佑・小澤藍=編

紹介:村尾 るみこ 新型コロナウィルス感染拡大により、現地調査へ行けなくなって、2回目の世界難民の日を迎えた。日本はもちろんだが、私が調査するザンビアでも、難民定住地をはじめいくつかのイベントがあるようだ。感染予防の医療…

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『幻のアフリカ納豆を追え!ーーそして現れた〈サピエンス納豆〉』高野秀行=著

紹介者 池邉智基 本書は、「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」ことをモットーに、いくつものエッセイや紀行文を書いてきたノンフィクションライター高野秀行が、世界の納豆を求めて探し回り…

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『208の国と地域が分かる国際理解地図 DOOR ③アフリカ』中村和郎・次山信男・滝沢由美子/監修

紹介:浅田静香 アフリカ研究に携わる人でも、アフリカの54の国と地域に精通する人はどれほどいるだろう。また、長年にわたってアフリカと関わる人でも、その国の地理や文化、産業に関して、知らない側面があるかもしれない。本書は、…

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『サバンナのジェンダー―西アフリカ農村経済の民族誌』友松 夕香(著)

紹介:桐越 仁美 「アフリカ農村の女性は周縁化されており、男性に従属し、資源分配の点においても男性とのあいだに格差がある」。このような『アフリカの農村女性像』は、フェミニズムの影響を受けた学者たちによる諸研究が、開発政策…

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「アフリカンプリント -京都で生まれた布物語-」並木誠士・上田文・青木美保子 著 / 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 監修

紹介:井上真悠子 強い太陽光にあざやかに映える、いわゆる「アフリカらしい」カラフルなプリント生地。現在アフリカ大陸の多くの国々で愛されているこれらの布が、実は1950年代から60年代にかけて、京都をはじめとした日本の工場…

『ヤナマール セネガルの民衆が立ち上がるとき』 ヴュー・サヴァネ、バイ・マケべ・サル=著、中尾沙季子=訳、真島一郎=監訳・解説

紹介:池邉 智基 アフリカでもヒップホップは実に人気な音楽である。特に若者と話していると、「ラッパーとして活動をしているからイベントに来ないか」という言葉をもらうこともある。セネガルのヒップホップは、それまでに私が抱いて…