日本での活動

野生動物保護を学ぶ本

“Western Celebration of African Poverty: Animal Rights versus Human Rights” =Emmanuel Koro(エマニュエル・コロ)著

紹介:寺田 佐恵子 本書(紹介者による訳:『西洋によるアフリカの貧困礼賛:動物権vs人権』)は、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグを拠点とする環境ジャーナリスト、エマニュエル・コロ氏が、長年の体験・取材・文献収集に基づいて…

アフリック会員の著書

『ザ・フィールドワーク:129人のおどろき・とまどい・よろこびから広がる世界』 生態人類学会=編

紹介:丸山淳子 あぁ、アフリックで、こんな本を出したかった—本書を手にしたときの、正直な感想だ。アフリックでは、「アフリカ便り」と称して、会員のフィールドワーク経験に基づいたエッセイを掲載している。設立以来、毎月1本か2…

アフリカの文化や社会を学ぶ本

『アフリカから農を問い直すー自然社会の農学を求めて』杉村 和彦・鶴田 格・末原 達郎 編

紹介者:村尾るみこ アフリックの初代代表であり、アフリカゾウと生きるプロジェクトを担当している岩井氏が「アフリカを学ぶ人へ」(世界思想社、松田素二編)『自然保護と地域住民』で鮮やかに指摘したとおり、経済成長主義路線のアフ…

イベントのご報告

【報告】「国分寺とアフリカのローカル・フードシステム—生活のなかに農がある」(2025年3月2日)

八塚 春名 東京都国分寺市は、都内で3番目に農地面積率が高く、市内にたくさんの直売所が点在する、都会にありながらも、農と食の距離がわりと近く感じられる地域です。わたしたちがこれまでかかわってきたアフリカでも、とくに農村部…

アフリカの文化や社会を学ぶ本

『ワックスプリント 世界を旅したアフリカ布の歴史と特色』アンヌ・グロフィレー=著、ダコスタ吉村花子=訳 

紹介者:田中 優花 ワックスプリントとは、インドネシア・ジャワのバティックからヒントを得て開発された、ろうけつ染めの技術を応用して生産されるプリント布のことだ。日本では、「アフリカ布」の名称でも知られている。かつて紹介者…

映画

映画『チーム・ジンバブエのソムリエたち』ワーウィック・ロス & ロバート・コー=監督(2021年制作、オーストラリア)

紹介者:宮内 洋平 1990年代半ば以降、政情不安と経済危機に直面したジンバブエから、多くの人が南アフリカ(以下、南ア)に逃れて難民となった。この映画はワインの知識ゼロだった4人のジンバブエ難民が新天地のケープタウンでソ…

アフリカの文化や社会を学ぶ本

『アフリカのアーティスト&アーティザンと私たちがモノづくりをした話』アフリカ理解プロジェクト=著

紹介者:牛久晴香 「アフリカのモノ」といえば、サバンナの動物を模した木彫りの置物やカラフルな布、香り豊かなコーヒーやカカオなどを思い浮かべるだろう。本書は、これらの魅力的なアフリカのモノをもとに、生産者と協力して新たなモ…