『ギニア湾の悪魔―キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』村津蘭=著
紹介:村津 蘭 「十六歳の少女が神を名乗っている。彼女に挑戦した偉大な呪術師たちは次々と死んでいる」。その話を聞いたのは、私がベナン南部の町の福祉センターで、ボランティアとして働きながら暮らしている時だった。私のフォン語…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
紹介:村津 蘭 「十六歳の少女が神を名乗っている。彼女に挑戦した偉大な呪術師たちは次々と死んでいる」。その話を聞いたのは、私がベナン南部の町の福祉センターで、ボランティアとして働きながら暮らしている時だった。私のフォン語…
紹介者: 大石高典 タンザニア北東部、アフリカ最高峰キリマンジャロ山(標高5895m)の麓にルカニ村はある。ルカニ村に住んでいるのは、バントゥー系のチャガの人々である。村人たちは、樹木を残しながら自給作物と一緒にコーヒー…
紹介:大石 高典 本書は、1990年からナイロビで暮らしている著者が、その10年目となる2000年に出版した一般向けの著作である。旅行者として、生活者として、現地企業のOL、そして事業者として出会ったアフリカでの日常が、…
松浦 直毅・大石 高典 音楽をはじめとするアートを通じた国際交流やアフリカ支援に取り組んでいるNPO法人「しまなみアートファーム 」が主催するアフリカを題材にしたイベントが、2022年10月22日(土)に瀬戸内海の島・大…
ベナン南部の家庭で一般的に食べられている料理です。ベナンにはヤム芋やキャッサバなど色々な主食がありますが、もっとも定番の家庭料理といえばこれ。 とうもろこしの固めたものを手でちぎって食べます。フォークを使っても構いません…
紹介:丸山 淳子 「楽しんでいるうちに、美しい本ができた!」という幸せな経験をした。最初は、ポッドキャストだった。人類学者の松村圭一郎さん、黒鳥社の若林恵さん、コクヨ野外学習センターの山下正太郎さんにお相手していただき、…
紹介:大石 高典 本書の著者は、ケニア中央高地のイゲンベとケニア西部のグシイの社会に、2001年から19年間(本書刊行時点)通い続けながら、法人類学的な研究を行ってきた。 どんな社会でも、借金、土地、婚姻、男女関係などを…
ベナンにはとうもろこし、ヤム芋やキャッサバなど色々な主食があります。多くの場合、これらの主食はソースと一緒に食べられます。ソースにも様々な種類がありますが、家庭、露天の食堂問わず、南部でよく食べられるソースと言えば、この…
紹介:林 耕次 紹介する講座本は、総合地球環境学研究所で2016年から2022年まで実施されたプロジェクト「サニテーション価値連鎖の提案 ヒトに寄りそうサニテーションのデザイン」の成果に基づく全5巻のシリーズである。「講…
紹介:大門 碧 本書は,医者である著者が2015年にケニアで『シロアムの園』という知的・身体的障がいを併せ持つ子どもたちの療育施設を立ち上げるまでの個人史を含めた経緯,そしてその『シロアムの園』の2020年までの活動内容…
ザンジバル南東部で食べられる蒸しパンのような食べ物で、軽食やおやつとして食べられています。削ったココナッツの果肉が入っているので風味だけではなく食感も楽しめ、子供たちも大好きです。油やバターも使わないのでさっぱりと食べら…
紹介:牛久 晴香 『動きつづけるガーナ』、とでも訳そうか。邦訳が出ていない英語の学術書を「おすすめアフリカ本」で紹介するのは、少し気が引けた。しかし、平易な文体のため、基礎的な英語力があれば苦労なく読み進められるだろうと…
紹介者:山口 亮太 カメルーンの東南部の国境地域には、バクウェレという人びとが住んでいる。本書は、カメルーンの人びとの一風変わった妖術である「エリエーブ」を焦点として、彼らが思い描く人間とはどのようなものであるかを描き出…
紹介:佐藤 秀 「世界最悪の紛争地」と呼ばれるソマリアで、テロや紛争問題の解決に向けて取り組むアクセプト・インターナショナルというNPO法人がある。 テロリストの脱過激化や社会復帰を支援するその独自のアプローチと、同団体…
紹介:大石 高典 親指ピアノは、木などでできた共鳴箱に並べられた金属製の棒を指で弾いて演奏する楽器である。アフリカを旅していると、時々木の板や自転車のスポークなど身近な材料で作られた親指ピアノを目にすることができる。…
紹介:松浦 直毅 野外で動物の調査をつづけてきた若い世代の研究者が、どのような過程で調査対象となる動物に出会い、どんな動機で研究を志し、どのようにその動物の研究をしてきたか、そして、その動物のどんなことが明らかになったの…
バジヤ(Bhajiya)と呼ばれるインドの軽食、野菜天ぷらのジャガイモ版。甘いミルクティ、「チャイ」(スワヒリ語)や炭酸飲料と一緒に楽しまれる。
松浦 直毅 アフリック・アフリカが、2021年度「地域研究コンソーシアム賞・社会連携賞」を受賞したのを記念して、アフリックの取り組みを広くみなさんに知っていただくことを目的に、2021年12月11日(土)に一般公開シンポ…
紹介:関野文子 本書は『生態人類学は挑む』シリーズの16巻のうちのひとつである。本シリーズは、一人の著者が長期調査に基づいて描いたモノグラフシリーズと複数の著者が領域横断的にあるテーマに則して論じる6巻からなる。生態人類…
タンザニア南部で、ウガリやお米とあわせて食べられる副菜です。「白いピラウ」にかけて食べると絶品です。