映画『マンデラの名もなき看守』
紹介:岩井 雪乃 12月5日、ネルソン・マンデラさんが亡くなった。今回は、マンデラさんを追悼する意味で、彼の人柄やアパルトヘイト撤廃に導いた闘争を理解する映画を紹介したい。 私が、マンデラさんが特別な人物であることを実感…
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紹介:岩井 雪乃 12月5日、ネルソン・マンデラさんが亡くなった。今回は、マンデラさんを追悼する意味で、彼の人柄やアパルトヘイト撤廃に導いた闘争を理解する映画を紹介したい。 私が、マンデラさんが特別な人物であることを実感…
紹介:河野 明佳 「世界の縮図」ともいわれる南アフリカは、どのような場所や人に出会うかによって、全く異なってみえます。FIFAワールドカップ開催が注目を集めたため、サファリやマリンスポーツなどの観光資源、ビジネス、貧富の…
紹介:安田 章人 『恥辱』の紹介(https://afric-africa.org/japan/books/books030/)にもあったように、クッツェーは、1940年に南アフリカ共和国で生まれたノーベル文学賞者です。…
紹介:黒崎 龍悟 この映画は,コンゴ民主共和国の首都キンシャサの路上を舞台とする。障がいをもつ人々とストリート・チルドレンが一緒になって音楽活動を展開する姿にフォーカスを当て,彼らが音楽で成功を収めるまでのプロセスを描い…
紹介:西崎 伸子 小学生のみなさん、夏休みにはいってウキウキしていますか? みなさんの学校では、夏休みの宿題に自由研究はありますか? うちの子どもは、今年で3度目の自由研究にとりくみます。 1年生のときは、アフリカゾウに…
紹介:目黒 紀夫 みなさんは、バナナがどんな風に「畑」に生えているか知っていますか? あるいは、アフリカ熱帯雨林のなかにつくられた「バナナ畑」ってどんなものだと思いますか? その答え(の一部)は表紙の写真にあるので、まず…
紹介:岩井 雪乃 本書は、わたしを含めた6人の著者で執筆しました。 本書への寄稿を依頼された時、編者の赤嶺さんから言われたのは、「『わたし』という一人称を主語に書いてください」でした。 研究者として論文を書く時は「客観性…
紹介:村尾 るみこ 『アフリカンキッチン』には、アフリカ各地の料理に関するレシピ、料理具や食材に関する情報が、豊富な写真とともに掲載されている。練る、搗く、といったアフリカならではの調理の仕方も、詳しく紹介してある。レシ…
紹介:眞城 百華 本書は、国際社会学、国際関係学に立脚したアフリカ研究の一連の成果となる7論文からなる。小倉充夫による序では、本書が「国際関係の歴史的および地域的展開を踏まえて、アフリカにおける主要な現代的課題を国際的な…
紹介:安田 章人 スポーツハンティングとは、なにか。 それは、娯楽やトロフィー(いわゆる頭の剥製)のために野生動物を狩猟する観光のことである。 このように聞いて、多くの人は、「なんて残酷な!」と眉をひそめたり、「野生動物…
紹介:村尾 るみ子 「新生アフリカの内発的発展」は、グローバル化がアフリカに正負双方の影響を及ぼしてきたとする前提にたち、「内側から」、かつ様々なレベルでアフリカを論じている著作である。この点で、私たちアフリックが、アフ…
紹介:林 耕次 和名では「マルミミゾウ」という,実に愛らしい名をもつゾウがいます。 アフリカ熱帯地域に棲息するこのゾウは,長らく「幻のゾウ」といわれてきました。英名のAfrican forest elephantが示すと…
紹介:大門 碧 この本は1956年にソマリアでうまれたある女性、アマン(仮名)の半生の記録だ。半生といっても、ソマリアでの内戦の混乱期にケニアに脱出する17歳までの話であるが、300ページ近くに及ぶ長さがある。最初はアマ…
紹介:森下 敬子 見開き数ページのこの本は、切り絵のようなシンプルなイラストと、呪文のようなアフリカの「リズム」だけで構成されています。はじめて見たときは「なんじゃこれは?!」とびっくりですが、本の最初に説明されていると…
紹介:大門 碧 「ハポ ザマニザカレ※(=むかしむかしあるところに) 心臓とひげがおりました。」(p7) アフリカ大陸の東海岸に位置する島の中、タンザニア連合共和国の領内であるザンジバルに、20年以上住み続けてきた島岡由…
紹介:目黒 紀夫 「アフリカ」と聞いてあなたはどんな言葉を連想しますか? 人によって答はちがってくるとは思いますが、そうしたなかにあっても、野生動物は比較的に多くの人が「たしかに、アフリカといえば野生動物だ」と思えるよう…
紹介:丸山 淳子 幼い甥っ子を抱き上げて、私に近寄ってきたコモチョは、ちょっと見ないうちにずいぶんおねえさんらしくなった。町で買ってきたばかりの短いスカートも、よく似合っている。でも、私にまとわりつきながら見せる笑顔は、…
紹介:服部 志帆 現在、アフリカ熱帯雨林に暮らす森の民ピグミーはこれまでに経験したことのないグローバリゼーションの荒波にもまれて伝統的な生活や文化を大きく変容させようとしている。本書は、カメルーンに暮らす狩猟採集民バカ(…
紹介:八塚 春名 タンザニアの中央部は、不安定な降雨や決して肥沃とはいえない砂質土壌を抱え、これまでに何度も飢饉に見舞われてきた歴史をもつ。そんな地域に暮らしてきたサンダウェという人々は、19世紀末まで狩猟採集を基盤とす…
紹介:織田 雪世 ガーナ南部地方の街を歩くと、ヘアサロンの数に驚かされる。あちこちに鮮やかな色のサロンがあり、美容師や見習が客の髪を結っている。美容師や客のほとんどは女性だ。サロンがここまで増えた背景には何があるのか、美…