『神の刻印(上・下)』 グラハム・ハンコック=著/田中真知=訳
紹介:山野 香織 エチオピアでは1月になるとティムカットというキリスト教の祭りがおこなわれる。その祭りの際、一年に一度だけ、各教会に安置されているタボット、すなわち契約のアークのレプリカが、公の場にさらされることになる。…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
紹介:山野 香織 エチオピアでは1月になるとティムカットというキリスト教の祭りがおこなわれる。その祭りの際、一年に一度だけ、各教会に安置されているタボット、すなわち契約のアークのレプリカが、公の場にさらされることになる。…
紹介:松浦直毅 中部アフリカの熱帯雨林には、ピグミーと呼ばれる狩猟採集民が暮らしている。森と強く結びついた生活を送り、森に根ざした文化をもつかれらは、「森の民The Forest People」と称されてきた。しかしなが…
紹介:村尾 るみこ 世界レベルでの変動のなかで、アフリカの人びとや日本に住む私たちが岐路に立っている。日常のなかでそう実感しながら、今や将来を読み解こうと試みる人は大勢いるだろう。この本は、そうした多くの試みのなかの、ほ…
紹介:目黒 紀夫 本書はもともと2007年に解放出版社から出版され、そして去年に角川書店から文庫版が刊行された「イラストルポルタージュ」である。本書の出発点にあるのは、モンゴルの大草原で遊牧民が内臓料理をつくっているのを…
タンザニア南部高地、キファニャ村に暮らす農耕民ベナは、近年の市場経済化の動きを巧みに捉えながら、新たな農法を創出し、社会構造に改変を加えながら、経済的な自立と環境の循環的な利用を実現した。この本では、こうした在来農業の独…
紹介:八塚 春名 絵がかわいくて手にとった。きっとこの絵本を手にした多くの人たちのきっかけは、これではないでしょうか。私もそのひとりです。 お話は、ソクベという名前のチンパンジー漁師のさかなを、イヌが狙うというところから…
紹介:村尾 るみこ 新しい年になり、時代がすすむにつれ、日本に住む私たちと、アフリカとの関わりは年々変化していると実感することがある。そうはいっても、アフリカとどのように関わっているか、おそらくこの愚見を読んでいるみなさ…
紹介:藤本 麻里子 今回は、2003年にアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した名作映画のおすすめです。タイトルは『名もなきアフリカの地で』、英題は“Nowhere in Africa”です。私自身、アカデミー賞受賞作品…
紹介:大門 碧 アフリカに関する総合的な知識、そしてアフリカに対峙するときの重要な構えを学ぶことができる1冊だ。本書と同じ年に出版された『アフリカ学入門:ポップカルチャーから政治経済まで』(舩田クラーセンさやか編・明石書…
紹介: 安田 章人 この本は、私が「野生動物を護りたい」と思い始めた高校生のころに、手にとった本です。すでに10年以上前の本となってしまいましたが、「海外で野生動物保護関係の仕事や研究をしたい」と夢見ている若い世代に読ん…
紹介:目黒 紀夫 著者カプシチンスキ(1932−2007)は20世紀のポーランドを代表する作家であり、「ルポルタージュの皇帝」とも呼ばれてきた。『黒壇』(原著は1998年刊行)には、カプシチンスキが1958年からの40年…
紹介:黒崎 龍悟 日本の霊長類学者によるアフリカでの本格的な調査は1960年にはじまった。先駆者たちはチンパンジーの調査をおこなうために、タンザニア・タンガニイカ湖畔の原野で長期の生活を送り、森林地帯を踏破した。霊長類学…
紹介:眞城 百華 この映画は、エチオピアの1970年代、80年代の革命から軍事政権の時代を描いた映画です。ディアスポラでもあるエチオピア人監督ハイレ・ゲリマ氏の視点からエチオピアの激動の現代史と故郷への思いが描かれていま…
紹介:黒崎 龍悟 本書は、農文協から出版されている世界の食文化を紹介するシリーズのアフリカ編である。 前半はアフリカの食の特質についてまとめ、後半は各地域の紹介という構成になっている。本書の各所には、アフリカの食文化を知…
紹介:大門 碧 表紙は、明るい黄色い地をバックに、アフリカでよく見る乗り合いバスの客たちのイラスト。毛糸の帽子をかぶる男性、イスラム教の服装をする女性、眼鏡をかけたオジサン、ワンピースを着て金色ピアスのオネエサン。この絵…
紹介:目黒 紀夫 ジョン・マクスウェル・クッツェー(John Maxwell Coetzee)は、1940年に南アフリカのケープタウンに生まれました。彼は2003年にノーベル文学賞を受賞しましたが(アフリカ出身者としては…
紹介:藤本 麻里子 目次 第一話 虹の七色どこからきたの? (Asili ya rangi saba za upinde ni nini?) 第二話 キリンはなぜなかないの? (Kwa nini twiga halii?…
紹介:大門 碧 1977年生まれの若きナイジェリア人女性作家の作品10篇がつまった短編集。日本での出版のために特別に編まれた。 ナイジェリアからアメリカに親戚を頼って働きにきた女性、活動家の夫の身に危険が迫り、自身もナイ…
紹介:黒崎 龍悟 2010年になり、ミレニアム開発目標の達成期限が残り5年となった。そのせいか、最近では新聞や雑誌の記事にアフリカの文字をみつけても、援助に関連した情報ばかりになっている気がする。焦眉の課題について発信す…
紹介:溝内 克之 「アフリカの音楽」と聞いてどのようなものがイメージされるだろうか。おそらく太鼓などの伝統的な楽器によって弾きだされたリズムにのった音楽だろう。近頃、アフリカへの関心の高まりに伴って、日本でもジェンベなど…