カルルー(魚の油ヤシ煮込み)

料理名(日・英・現地語)

カルルー(日本語)、Calulu de Peixe(ポルトガル語)、Calulu(ンブンダ語)

食されている国や地域

アンゴラ

この料理って?

カルルーはアンゴラの家庭料理として知られています。南米やヨーロッパに渡ったアンゴラの人たちも、この料理をつくっては、故郷をなつかしんでいます。赤いヤシ油と魚、野菜の入ったトロトロのスープは最高!

材料2

  • 水 マグカップ一杯
  • オクラ8本
  • ナス1本
  • 玉ねぎ中1個
  • トマト中3個
  • Mumbowa (アマランサスの葉)2束
  • 鱈(生、干鱈)3切れ(200gくらい)
  • 赤ヤシ油小さなカップ半分(100CCくらい)
  • 適量
  • 青唐辛子適量

調理手順

1)野菜をすべて細かく切る。鱈は塩を振る。

2)水を150CCほど沸騰させ、赤ヤシ油を入れる。

3)野菜をすべて入れ、適宜水をいれながら1時間ほど煮込む。

4)鱈をいれ、火を通す。

 

5)魚にスープがなじんだら、青唐辛子をいれてできあがり。

フィールドメモ

カルルーはアンゴラの各地で食べられていますが、味付けも家庭や場所によりさまざまです。内陸部でヤシ油を使わない場所では、オリーブオイルで代用され、魚も鱈ではなく、川からとれた白身魚だったりします。オクラとMumbowa(アマランサスの一種、多くがAmaranthus caudatus)で煮込んだカルル―は、トロ味があって一緒に食べる主食フンジ(トウモロコシやキャッサバの練粥)によくなじみ、あっという間に平らげてしまいます。