職業訓練所で学ぶ少女たち:マリ・ポールの場合
昨年12月に試験に受かった見習い生たちは、NGOを旅立っていきましたが、今日はその内の一人、マリ・ポールを紹介します。マリ・ポールはほっそりして物静かなので、にぎやかな見習い生たちの中で目立つ…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
昨年12月に試験に受かった見習い生たちは、NGOを旅立っていきましたが、今日はその内の一人、マリ・ポールを紹介します。マリ・ポールはほっそりして物静かなので、にぎやかな見習い生たちの中で目立つ…
前回の髪結い・仕立て屋の試験から約2年半、毎年あるはずの試験がまったく開催されないので、見習い生もパトロンもやきもきしていましたが、今年8月にやっと試験が開催される告知がありました。どうも開催…
ソコニイルカプロジェクトでは、困難な立場にある女性に対して小規模の貸付を実施しています。元々の事業には入っていなかったこの事業を始めた背景には、暴力を受けた女性についての支援や、困難な状況にいる少女に対する…
10月、ソコニイルカ・プロジェクトのメンバー村津が現地NGOミドフィを訪ねました。訪問するといつも見習い生たちが歌を歌いながら水をくれ、踊りをみせてくれます。これをされるといかにもパトロンという気分になるの…
今年1月に卒業した見習い生2人が、仕立屋のアトリエを開きました。私たちNGOはパトロンに支払う見習いの費用と資格試験の受験料を支援してきました。しかし、自らのアトリエを開くには、場所代や内装費、機材費など初…
家庭内で暴力にさらされる女性は、ベナンにも多くいます。アラダ市の福祉センターによると、昨年は87人の女性たちが、配偶者などから暴力を振るわれて福祉センターに助けを求めたそうです。身体的なものだけが暴力とは限りません…
昨年4月より始めていた、経済的に困窮した状況にいる4人の女性への少額貸付についてお伝えします。結論からいうと、返済期間の延長はありましたが、4人の内3人が完済しました。1人完済できなかったのは、その女性が途…
今年1月、国家試験に合格した見習い生の卒業パーティーを行いました。試験を受けたのが昨年の4月、合格発表があったのが5月、それなのに、なぜこんなに時間がかかったかというと、国からの合格証書がなかなか送られず、…
ある日NGOのスタッフは近所で仕立屋を営む女性から相談を受けました。彼女は近親から性的暴力を受けて家に帰れない十七歳の少女を預かっていたのですが、その子に仕立屋か髪結いの職業訓練を受けさせてもらえないか、と…
これまで、少女たちへの職業訓練をおこなってきましたが、新たに経済的に困難な女性の収入向上を目指した少額貸付事業(マイクロファイナンス)を開始しました。 2021年4月下旬より、4名の女性に各5万CFA(…
見習い生たちが試験に受かってほっとしていると、現地のNGOスタッフのロジェが「どうも仕立・髪結いの資格を受けるまでに、必ずオグンという儀礼を受けなければならないらしい」と言ってきました。他の仕立屋からアドバ…
先月、ソコニイルカ・プロジェクトの見習い生4人が無事、髪結い・仕立ての国家試験に受かりました。試験はどんなものなのでしょうか?ご紹介します。 ベナンでは毎年2回、髪結い・仕立て等の手仕事の試験が行われ、今回は今年初めての…
4月26日にアラダで髪結いと仕立て屋の国家試験が行われました。フランソワーズ、ソニア、ユニス、エミリアンの4人の見習い生が約3年半の見習い期間を終えて受験し、全員無事に合格することができました。写真では無事に試験を終えた…
ソニアは小柄でよく笑う、可愛らしい印象の子です。彼女は早くに母親を亡くし、母方の祖母と二人で暮らしていました。父親は新しい妻と他のこどもと違う町で暮らしており、畑仕事をしています。しかし、経済的な余裕がない…
今月、4人のこどもたちが、仕立て屋と髪結いの国家試験を受験します。現在、手続きなどの準備を進めています。当初の予定では、2020年12月に髪結いと仕立ての国家試験を受験する予定でした。しかし、見習い生の技術…
見習い生たちの制服を新しく作り直しました。ベナンでは仕立屋・髪結いの見習い生は、場所ごとに制服を作って着るのですが、毎日着るために傷みやすく、これまでの制服は穴が開いたり、破れたりしていました。 この制服を…
エミリアンは、見習い生の中では一番年上の18歳で身体も少し大柄ですが、偉そうなところはなく、大人しく優しい性格です。彼女は6人兄妹の2番目として、農業をしていた両親のもとに生まれましたが、幼い時に父親を亡く…
ユニスは、恥ずかしがり屋で大人しい印象の少女です。一度、スタッフのロジェがユニスがどうも弱っているように見えるのでどうしたのかと聞くと、施設のかまどが壊れ、昼ご飯を調理できず食べていないことがわかったことが…
NGOミドフィで運営している職業訓練施設で支援を受けている見習いたちのうち、家が無い子や遠方に住む子は施設で寝泊まりしています。しかしNGOの専従スタッフであるロジェは家族のいる自宅から通いながら勤務してい…
ソコニイルカプロジェクトでは、公的機関である福祉センターと提携して、DV被害を受けた女性の支援もしています。アラダ市の福祉センターには、DV被害を受けた女性が相談に訪ねてきます。福祉センターは配偶者を呼び出して、解決する…