【報告】「国分寺とアフリカのローカル・フードシステム—生活のなかに農がある」(2025年3月2日)
八塚 春名 東京都国分寺市は、都内で3番目に農地面積率が高く、市内にたくさんの直売所が点在する、都会にありながらも、農と食の距離がわりと近く感じられる地域です。わたしたちがこれまでかかわってきたアフリカでも、とくに農村部…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
八塚 春名 東京都国分寺市は、都内で3番目に農地面積率が高く、市内にたくさんの直売所が点在する、都会にありながらも、農と食の距離がわりと近く感じられる地域です。わたしたちがこれまでかかわってきたアフリカでも、とくに農村部…
紹介者:田中 優花 ワックスプリントとは、インドネシア・ジャワのバティックからヒントを得て開発された、ろうけつ染めの技術を応用して生産されるプリント布のことだ。日本では、「アフリカ布」の名称でも知られている。かつて紹介者…
東京都内で3番目に農地面積率が高く、市内にたくさんの直売所が点在する国分寺市。 一方、人口の半数以上が農業に従事し、農村では自分が食べるものの多くを自分でつくるアフリカ。 このふたつの地域でローカルに循環する農と食から、…
紹介者:宮内 洋平 1990年代半ば以降、政情不安と経済危機に直面したジンバブエから、多くの人が南アフリカ(以下、南ア)に逃れて難民となった。この映画はワインの知識ゼロだった4人のジンバブエ難民が新天地のケープタウンでソ…
松浦 直毅 唐突だが、みなさんは全身黄色になったことがあるだろうか。私はある。何かの比喩でもなければ、そのような慣用句があるわけでもなく、実際に全身が黄色になった。黄色に統一した格好をしたわけでもなければ、着ぐるみだとか…
井上 真悠子 香川県高松市にあるアイパル香川(香川国際交流会館)でおこなわれた「かがわ国際フェスタ2024」にて、ティンガティンガ教室をおこないました。今年3月のイベント(https://afric-africa.org…
紹介:眞城百華 本書は、エチオピア史・エリトリア史の大家であるテケステ教授と彼の人生のパートナーであるタペストリー作家サフルストローム氏による共作であるWoven into the Tapestries:How Five…
松浦直毅 2024年 5月、大阪大学で開催されたアフリカ学会で「研究と実践の融合」をテーマにしたフォーラムを開催した。アフリック 20 周年という節目に企画したものであり、登壇者はすべてアフリックのメンバーで、それぞれが…
岩井雪乃 「ゾウだー! ゾウだー!」 6 月はトウモロコシの収穫期。つまり、ゾウがもっとも村にやってくる時期だ。毎晩のようにゾウが畑を襲ってくる。今、トウモロコシが一番おいしくなっていることを、ゾウもよくわかっている。ゾ…
高橋 明穂 私のステイ先の女性はみんな商売をしていた。一番上のお母さん(第一夫人)は、毎日のように近くの市場で野菜や魚を仕入れに行き、村の小売店で販売していた。二番目のお母さん(第二夫人)は朝と夜にサンドイッチ屋をしてい…
山崎暢子 2014年にわたしは南スーダン難民が多く暮らすウガンダ北部のキャンプで、洗って再利用できる布ナプキンとその取扱説明書、肌着と石鹸を国際NGOが支給する場面に居合わせました(写真1、2、3)。多くの女性が明度の低…
紹介: 藤本 麻里子 明石書店が出版している「エリア・スタディーズ」シリーズは、2023年11月に200巻を達成し、本書は第208巻にあたる。アフリカ大陸のほぼ中央に位置し、アルジェリアに次いでアフリカで第二の面積を有す…
桐越 仁美 11月8日(水)~11月17日(金)に国士舘大学中央図書館1階のエントランスホールにて写真展「アフリカの未来世代」を開催しました。開催期間中には図書館を利用する学生や教職員、近隣にお住いの一般の方が足を止めて…
藤本 麻里子 今日一日、誰とも一言も話さなかった。 現代日本社会で一人暮らしをしている若者にとっては、あるいは中高年層の人々の中にも、こういう一日を経験している人は珍しくないかもしれない。私が独身で一人暮らしをしていた3…
ティンガティンガ体験教室 井上真悠子 2023年8月、東京都の連雀学園三鷹市立第四小学校にて、「きらめき夏休みスペシャル」と題したティンガティンガ体験教室を開催しました。当日は17名の1~6年生と保護者2名の計19名が参…
松原 加奈 現在、日本ではすべてのものの価格が高くなっている。2022年4月ごろから、日本では体感できるほど、物価高騰が進んでいる。20年程、消費者物価上昇率がそんなに高くなかった日本ではめずらしいことだ。 私たちの生活…
紹介:池邉 智基 本書は、ブルキナファソ、ガーナ、ウガンダ、コンゴ共和国などで信仰されている日本の新宗教について記したルポルタージュである。アフリカには各地の伝統宗教に加え、キリスト教やイスラームが広く信仰されている。そ…
紹介:黒崎 龍悟 2012年に山梨県のトンネル内で天井板が崩落し、通行中の車が巻き込まれるという痛ましい事故があった。すでに10年たったが、車や電車で出かけてどこかのトンネルを通るときにその事故の話が頭をよぎることがある…
大門 碧 新時代だ。 そう思った。ウガンダの首都カンパラに立地するマケレレ大学の一室で、エクステンションが編み込まれた髪の毛を振りながら、くるくると瞳をめぐらして、悩ましそうに、でも楽しそうに話し続ける彼女を見ているとき…
牛久 晴香 笑いにノレない時がある。とくに「イジり」と「ブラックジョーク」が苦手だ。関係性によっては許されるのだろうが、自分には笑う資格があるのだろうか、とか、どこが面白ポイントなんだろう、などと考えてしまう。「自虐ネタ…