レインボー キラキラ・ポップに織りなす伝統
田中優花 ガーナの日常はカラフルだ。マーケットのつやつやしたビビッドカラーの野菜や果物、鮮やかな色使いがまぶしいプリント布、おもちゃみたいな色をした椅子やタライ。 色の候補はたくさんあったけれど、このエッセイを書くことに…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
ガーナ
田中優花 ガーナの日常はカラフルだ。マーケットのつやつやしたビビッドカラーの野菜や果物、鮮やかな色使いがまぶしいプリント布、おもちゃみたいな色をした椅子やタライ。 色の候補はたくさんあったけれど、このエッセイを書くことに…
タンザニア
近藤史 タンザニアの女性たちが喜ぶ定番のプレゼントといえば、カンガやキテンゲと呼ばれる、カラフルなプリント布だ。すこし厚手の生地に大胆な柄が全面プリントされたキテンゲに対して、カンガはひとまわり小さい薄手の生地に、額縁の…
アフリカの文化や社会を学ぶ本
紹介者:井上真悠子 たとえば調査をしているとき、誰かに何かについて尋ねているとき、私たちは、「自分が相手を調査/観察している」ということは自覚しているだろう。だが、その時、その場にいる、その調査対象者自身もまた同じ生身の…
ガーナ
牛久晴香 友人が出稼ぎに行ったという。彼が村を離れたのは、じつに20年ぶりだ。すぐに電話をかけると、受話器の向こうから、巨大な掃除機が泥川をすするような、ボボボボ……という重たい音が響いてきた。 「俺、今ガラムセーに来て…
ウガンダ
山崎暢子 時間帯によって目に見える太陽の色は変わることになっているけれど、そこに、土地の人との交流がともなうことでも違った色に見える気がするという話をしたい(※1)。 フィールドに出かける前の古い記憶は継ぎはぎされている…
イベントのご報告
松浦 直毅 11月9日・10日に多摩動物公園で開催された第10回「都立動物園アフリカフェア」に、昨年にひきつづいて参加しました。ブースでは、タンザニアのアフリカゾウと生きるプロジェクト、ベナンの「ソコニイルカ」プロジェク…
アフリック会員の著書
紹介者 村尾るみこ レジリエンスという用語は、困難と希望を私たちに想起させる。気候変動、自然災害、物価高騰、感染症と絶望的なニュースが響くなかで、容易には打ち負かされない人間社会の力や躍動を表すかのようである。本書の序章…
読み物
紹介者:桐越仁美 本書の著者である小佐野さんは、私が東京外国語大学で研究員をしていた当時、同大学のアフリカ専攻に在籍していた学生だった。彼女のガーナ滞在中にクマシという都市を案内したこともある。その時の小佐野さんは、ガー…
エチオピア
眞城 百華 20年調査をしていたフィールドが2020年11月から約2年間、戦争となった。戦地となった調査地ではインターネットは遮断され、電話も不通となった。現地と連絡を取るすべを失い、文字通りすべての「つながり」が突然、…
タンザニア
近藤史 2005年にアフリカ便りで紹介した「凄腕の鍛冶屋」を覚えているだろうか。トタンを打ち延ばした板を張り合わせてパラボラアンテナを自作した、あの鍛冶屋だ。彼の他の作品もいつか紹介したいと書いたまま、20年ちかく経って…
イベントのご案内
日時:2024年3月17日(日)10時~12時 場所:高松市美術館 講座室2(3階) 香川県高松市紺屋町10番地4 タンザニアで生まれたアフリカンアート「ティンガティンガ」。 その歴史や特徴を学びながら、実際にティンガテ…
アフリカ先生2024年
担当:井上真悠子 2024年2月10日、一般公開イベント「アフリカに出会おう!」の一環として、愛知県の日進市民会館においてタンザニアの絵画「ティンガティンガ」の体験型ワークショップをおこないました。大人8人と、3歳から小…
タンザニア
八塚 春名 アフリックのエッセイのなかに、死を扱うものはいくつもあって、読むたびに泣いてしまう、わたしにとっての神エッセイのひとつが、井上真悠子さんの「全ては神さまが決めること」だ。このエッセイは、井上さんの知人であり、…
アフリカ先生2024年
松浦 直毅 報告者が所属する椙山女学園大学と愛知県日進市との連携事業にアフリックが協力するかたちで、2024年2月10日(土)に日進市民会館において、一般公開イベント「アフリカに出会おう!」が開催されました。展示コーナー…
絵本・こども向けの本
庄司航 ゴリラ研究者の山極寿一氏による絵本。作者が自身のアフリカ熱帯雨林での調査経験にもとづいて、ゴリラの生態を読者に生き生きと語りかけてくれる。 ゴリラが自分の胸を両手で太鼓のように叩く動作は「ドラミング」と呼ばれてい…
アフリカ先生2023年
髙村(井上)満衣 大阪府茨木市にあるくるみ敬愛保育園からご依頼をいただき、2023年11月8日にアフリック会員である村尾るみこさん、朴聖恩さん、また協力者の本郷俊さんと私、髙村の4人でアフリカについてお話をしてきまし…
イベントのご報告
松浦 直毅 11月11日・12日に多摩動物公園で開催された第9回「都立動物園アフリカフェア」において、会員の岩井雪乃が「村を襲うアフリカゾウといかに共生できるのか?」と題して、タンザニアにおけるゾウによる被害実態と住民に…
ガボン
松浦 直毅 アフリカの人々の「呪い」に対する認識が私たちとは大きく異なっていることは、過去の「アフリカ便り」にも描かれているとおりである(1, 2, 3)。私もそうした呪いの世界に魅力を感じ、その一端にせまろうとして調査…
読み物
紹介者: 桐越仁美 「砂漠のなかで一人、病院を営んでいる偉大な日本人がいるんですよ。その人は30年余りニジェールの現地の人びとに医療サービスを提供し続けています」。2010年に私が初めてニジェールに調査に行った際に、JI…
イベントのご案内
2023年11月8日(水)~11月17日(金)に国士舘大学中央図書館1階エントランスホールにて、国士舘大学写真展「アフリカの未来世代」を実施します。アフリカの将来を担う未来世代の日々の生活を写した写真を展示します。 また…