『エチオピア帝国再編と反乱(ワヤネ)―農民による帝国支配への挑戦』 - 眞城 百華 著
紹介:眞城百華 なぜ、この地域では紛争が起きたのだろう。そんな素朴な疑問からエチオピア最北部に住むティグライ民族の歴史に興味を持ち、研究を始めてもう20年以上がたってしまった。私が最初に関心を持ったのは1975-1991…
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紹介:眞城百華 なぜ、この地域では紛争が起きたのだろう。そんな素朴な疑問からエチオピア最北部に住むティグライ民族の歴史に興味を持ち、研究を始めてもう20年以上がたってしまった。私が最初に関心を持ったのは1975-1991…
大門 碧 同じアフリカならウガンダ出身の夫も過ごしやすいかもしれない。子どもを抱えての求職活動のなかで、南部アフリカのザンビアでの仕事を受けたのが5年前。ザンビアに夫を呼び寄せ子どもらと3年半暮らしたのち、夫の母国のお隣…
溝内克之 「マラハバって言ってくれたおばあちゃんやろ。」 4歳の長男に、タンザニアのおばあちゃんの訃報を伝えるとそう応えた。「マラハバ」とは、年長者への挨拶「シカモー」への応答の挨拶だ。2年ほど前、初めて私の調査村を訪れ…
牛久 晴香 「修理ができないほど、この地域は貧しいのか。」2010年のフィールドノートに、わたしが書いた文章だ。このころわたしはガーナ北部のボルガタンガ地方の村で住み込み調査をはじめたばかりだった。村を歩くと、あちこちで…
紹介 黒崎龍悟 「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」という一文は、鎌倉時代の随筆『方丈記』の書き出しとしてよく知られている。作者の鴨長明は、流れゆく川の水に世の無常を重ねたが、この本は、むしろそのような絶…
「アフリカ先生ウェビナー:コンゴ・森と河をつなぐ」 松浦 直毅・山口 亮太 タンザニア編につづく「アフリカ先生ウェビナー」第2弾として、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)での活動を紹介する4回連続のウェビナーを、NPO法人…
近藤 史 タンザニア南部ンジョンベ州の農村に通い続けて、かれこれ20年が経った。そのあいだに、彼の地では植林が盛んになり、はげ山の連なっていた丘陵が黒々とした森で覆われ、林業景気に沸いた。土壁に草葺き屋根の家々がみるみる…
紹介:八塚春名 いつだったか、タンザニアにフィールドワークに行ったとき、福島の水族館で働く人たちが、ちょうど今タンザニアまでシーラカンスを探しにきている、と聞いた。シーラカンスについてほとんど知識をもたなかったわたしは、…
佐藤 秀 伝道師の仕事 「父よ、あなたの慈しみに感謝してこの食事をいただきます。この大地の恵みを祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください。聖霊の御名によって、アーメン。」 タンザニア・キリマンジャロ山麓の標高約1,…
紹介:池邉 智基 砂埃の舞う海沿いのセネガル。その首都ダカールにそびえ立つ巨大なタワーが画面に映し出されている。その建設現場で男たちが怒号をあげている。給料が3ヶ月も支払われていない不満を、男たちは事務所で訴える。スレイ…
2020年9月6日まで限定!「アフリカ先生ウェビナー:もっと知りたいタンザニア」の見逃し配信を販売中です(各回600円)。ご購入はこちらから → https://jataafricminogashi01.peatix.c…
南アフリカ人が大好きなブラーイ(南アフリカのバーベキュー)に欠かせない副菜。ちょっとスパイシーで彩りもよく、これがあると、いつもより豪華な食卓になった感じです。
松浦直毅 夏休みはたいていアフリカの森の中にいる。昼間は太陽がギラギラと照りつけるが、夜になると風がひんやりと心地良く、明け方には寒くなってシーツをかぶるほどで、日本の夏に比べたらずっと快適である。「アフリカの森で暮らす…
八塚春名 2020年3月16日。タンザニア第1号のコロナ感染者が出たというニュースを、わたしはタンザニア南部の町イリンガのホテルで聞いた。さっきまで一緒にいたレンタカーのドライバーさんに電話をしたら、「車のラジオでニュー…
紹介:丸山 淳子 2006年の暮れ、南部アフリカのボツワナの高等裁判所が出したひとつの判決が、世界の注目をあびた。それは、カラハリ砂漠に暮らすブッシュマンに対して開発政策の一環として実施された住民移転を、違法とするもので…
黒崎龍悟 研究のフィールドとしてタンザニアに通うなか、現地でお世話になっている人たちにお土産をもっていくことがよくある。 こどもたちに対しては、簡単なおもちゃや文房具などを持っていくことが多い。ときどき、多くの子どもに配…
池邉 智基 大分県中津市立深水小学校より、総合学習の時間にアフリカ先生を実施していただきたいとのご依頼を受け、授業をしました。この深水小学校は全校生徒7人で、いわゆる限界集落にある小学校です。今回の授業では、子どもたちだ…
八塚 春名 「わたしの『入れもの』をもって来て。」 寝る準備を始めると、いつもおばあちゃんは姪のイバンヌにそう言っていた。イバンヌは、それまで外でわたしたちが使っていた椅子やゴザをぜんぶ家の中に入れて、最後にその「入れも…
紹介:松浦直毅 アフリックの事業の一環としておこなわれたコンゴ民主共和国(DRC)における水上輸送プロジェクトについて、2018年~2019年に約1年にわたってウェブ上で連載したエッセイで紹介してきたが、この連載をもと…
思いのほか・・・といってはなんですが、アフリカにはとても清潔できれい好きな人びとによる文化や習慣があります。普段の飲み水や生活用水、トイレやゴミの問題といったことから、日々の服装やおしゃれなど、ちょっとしたことからもそこ…