世界におけるアフリカの存在感が強まっていますが、日本でアフリカに触れられる機会はかぎられています。本イベントは、椙山女学園大学と愛知県日進市の連携事業として、日進市とその周辺地域の方々を主な対象に、アフリカに触れ、アフリカを身近に感じていただくことを目的とします。
現地での活動経験が豊富なアフリカ研究者らによる講演のほか、写真と物品の展示、アフリカ楽器の体験、アート体験ワークショップ(ティンガティンガ教室)など、子どもからお年寄りまで楽しんでいただける内容です。ぜひお気軽にご参加ください。
【日時】2024年2月10日(土)13:00~16:30
【場所】日進市民会館・展示ホール(〒470-0115 愛知県日進市折戸町笠寺山62-3)
【内容】
- 写真と物品の展示/アフリカ楽器の体験(13:00~16:30)
アフリカのさまざまな地域で撮影した写真やアフリカ各地の物品を展示していますので、ご自由にご覧ください。また、アフリカのさまざまな楽器をご用意していますので、実際にふれて鳴らしてみてください。
※参加無料・事前申込不要
- 講演会「アフリカからみる子育て・若者・ジェンダー」(14:00~16:00)
子育て・若者・ジェンダーは、私たちの多くが何らかのかたちで身近にかかわっているテーマであり、それゆえに大きな悩みを抱える人がいたり社会的な問題になったりもしています。では、アフリカにおける子育て・若者・ジェンダーをめぐる状況はどのようになっているでしょうか。日本と同じような課題を抱えていることもあれば、日本とはちがった問題が起こっている場合もあります。一方で、日本では深刻な問題になっているようなことが、アフリカではほとんど問題にならないというようなこともあります。この講演会では、子育て・若者・ジェンダーにかかわるアフリカの具体的な事例を紹介することで、現代のアフリカ社会の状況を知っていただくとともに、アフリカの状況を知ることを通じて、私たちの身近にある子育て・若者・ジェンダーをめぐる問題をみなさんと一緒に問い直してみたいと思います。
※参加無料・事前申込不要
<プログラム>
14:00~14:15 趣旨説明
松浦直毅(椙山女学園大学人間関係学部/NPO法人アフリック・アフリカ)
14:15~14:45「ウガンダの若者たちと子育て事情」(オンライン)
大門碧(北海道大学国際連携機構/NPO法人アフリック・アフリカ)
14:45~15:15「生きにくさに居場所を作るーベナンにおける女性のためのNGO運営を通して」
村津蘭(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/NPO法人アフリック・アフリカ)
15:15~15:45「ガボンの狩猟採集民の子育て・若者・成人儀礼」
松浦直毅
15:45~16:00 質疑応答
共催:科研基盤A「学際的統合研究によるアフリカにおける人と動物の相互関係の解明とその実践への応用」(代表:松浦直毅)
- アート体験ワークショップ(ティンガティンガ教室)(14:00~16:00)
東アフリカ・タンザニアのポップアート「ティンガティンガ」について学び、実際に作品を描いていただく体験型ワークショップです。
講師:井上真悠子(NPO法人アフリック・アフリカ)
※子どもから大人までどなたでもご参加いただけます。
※材料費(1000円)をいただきます。当日ご持参ください。
※水性ペンキを使用しますので、汚れてもよい服装でお越しください。
アート体験ワークショップは、事前申込(先着15名まで)が必要です。電子メールまたはお電話でお申込みください。
申込先:松浦直毅(椙山女学園大学)
Mail. matsuura (at) sugiyama-u.ac.jp ※(at) を@にかえてください
Tel. 0561-74-1585