第13回アフリカ先生(京都市立山階南小学校)報告

八塚 春名

今回のアフリカ先生は、2006年7月7日、京都市立山階南小学校4年生の1〜3組を対象に、総合的な学習の時間に行いました。

まずは小学生にアフリカにちなんだクイズを3問出題しました。1問目から生徒さんたちのとても積極的な様子に驚くと同時に、とても楽しく授業に入ることができました。その後、アフリカの自然環境が多様であるという話をし、タンザニアから持ち帰った布、ロープ、調理道具などを実際に見てもらいながらタンザニアの小学生の1日を紹介しました。物がたくさんあるわけではないけれど、彼らはいろいろなものをさまざまに工夫しながら楽しく生活していること、また、身近な植物で多くの日用品を作っているということを紹介しました。

質問タイムは、積極的な生徒さんたちの挙手の嵐でした。山階南小学校の4年生は、総合的な学習の時間に、「環境について考えよう」といった活動を行っておられます。そこで、「身近な植物をたくさん使っていると、木がなくなるのではないか?」というような鋭い質問もいただきました。

パソコンをうまくプロジェクターと接続することができず、パソコンの小さな画面で写真をお見せすることになり、最初はとても心配しましたが、生徒さんたちは興味深く聞いてくださり、授業はたいへん盛り上がりました。私もとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

生徒さんから頂いた授業の感想をこちらに掲載しています。

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日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。