第18回アフリカ先生(向日市中央公民館)報告

「東アフリカ・タンザニアの農村生活—キリマンジャロ・コーヒーが日本にくるまで」

溝内 克之

去る12月8日、向日市中央公民館(京都府向日市)においてアフリカ先生を実施しました。これは同館主催の「アフリカ理解講座」の第2回目を担当するものでした。参加者は25名ほどで、多くは中高年の方々でした。

講演風景

 「東アフリカ・タンザニアの農村生活—キリマンジャロ・コーヒーが日本にくるまで」というタイトルで、キリマンジャロ山腹の農村生活やその村で生産されるコーヒーが日本に来るまでの話しをしました。そこから、遠くのアフリカと日本との繋がりについて参加者の皆さんと一緒に考えました。途中の休憩では参加者や公民館職員の方々に豆挽きなどを手伝ってもらい、タンザニアから持ち帰ったコーヒーを一緒に楽しみました。

参加者とコーヒーを楽しみました

 参加者からは「(コーヒーの)作り手のことを考えるよい機会になりました」、「より(アフリカへの)親近感が増してくるのを感じました」といった感想をいただきました。また、実際に村で収穫された豆や使用されている生活物品に触れていただいたのですが、とても好評でした。

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日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。