エチオピア西南部に暮らす人々

鈴木郁乃

私は「エチオピア西南部に暮らす人々」というテーマで、主にアリ人の子供たちの日常生活についてお話をさせていただきました。話はかなり時間をオーバーしてしまいましたが、話の後の質疑応答の時間には「学校を途中で辞めてしまう子供たちが多いのはなぜ?」という質問が出たりして、興味を持って聞いていただけたようでした。集まった方々と料理と音楽を楽しみながらアフリカについて話し合ったりして、とても充実した時間を過ごすことができました。

日本のメディアに伝えられる「アフリカ」の話題は、まだまだ暗いニュースばかりに偏っていますが、こうした「体感型」イベントによって、少しずつ日本における「アフリカ」のイメージが多様化していくのかな、と思いました。当日足を運んでくださった方々のアフリカ熱が冷めることがないよう、今後も日本でアフリカ情報を集め、より広く共有する活動に積極的に参加していきたいです。

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。