昼下がりの水浴びの楽しみ
関野 文子 昼食を食べて落ち着いた昼過ぎ、アジェキ、ンボレ、ビビアなどいつものメンバーに「水浴びをしにいこうよ」と声をかけられた。私は、昼下がりに必ず村の女の子や女性たちと水浴びにいくのが日課になっていた。まだ日が高いう…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
カメルーン
関野 文子 昼食を食べて落ち着いた昼過ぎ、アジェキ、ンボレ、ビビアなどいつものメンバーに「水浴びをしにいこうよ」と声をかけられた。私は、昼下がりに必ず村の女の子や女性たちと水浴びにいくのが日課になっていた。まだ日が高いう…
カメルーン
林 耕次 アフリカの熱帯雨林で人類学的な研究を長くつづけているが、人びとの排…
エチオピア
西﨑 伸子 2019年、「こんまり」ブームが全米を席捲した。Netfrixの映像をみるたびに、「アメリカの人はめちゃくちゃ物をもってんねんなぁ」というしょうもない感想しか抱いていなかったが、最近、わたしにも…
ガーナ
牛久 晴香 4月から札幌で新しい生活をはじめた。北海道の初夏は本州より2ヶ月ほど遅れてやってくるようだ。先日遅い衣替えをしているとき、9年前にガーナの両親からもらった「モタネ」のドレスが出てきた。カラフルなアフリカンプリ…
カメルーン
林 耕次 毎年、日本で初夏を迎える頃になると、物置から取り出してくる敷物(ござ)がある。 それは、カメルーン東部州の森林地帯に暮らす、定住した狩猟採集民バカ・ピグミーのおばちゃんに編んでもらった「ブング(búngù)」と…
ボツワナ
丸山 淳子 ダオノアは、あまり話さない人だった。村の中心部にもめったに出てこなかった。毎日のように狩りに出かけ、そして仕留めた動物の皮を丹念になめして、きれいな皮細工をこしらえて、静かに過ごしていた。急激に変わる時代の流…
アフリカゾウと生きるプロジェクト
岩井 雪乃 タンザニアのセレンゲティ国立公園周辺に暮らす農民は、アフリカゾウが村に入ってきて畑を荒らして、生活をおびやかされている。かれらが畑からゾウを追い払うために使っている秘密兵器は、「爆音器」である。先端に火薬をつ…
エチオピア
松原 加奈 近年、エチオピアの首都アジスアベバでは、革靴工場の数が増加している。エチオピア政府は現在の主要産業である農業を核としつつ、製造業を中心とした工業化を進めている。その製造業のひとつとして、革靴を含めた皮革産業が…
ギニア
中川 千草 スマホの画面に表示される、224からはじまる着信履歴はときに、日に10件を超える。その着信の嵐は、ラマダンや新学期の前など、現金が必要になるタイミングではじまる。わたしに電話をかけることも、こうした年間スケジ…
ケニア
善積 実希 「もう準備は終わった?」 「まだ着替えているよ!」 「ぼくはもう準備できたよ!」 朝の7時。40人ほどの子どもたちが一斉に身支度をしています。早くしないと学校に遅刻してしまいます。ここはケニアの…
こんにち、画一化された商品が大量に生産されて世界の隅々にまでゆきわたる一方で、巧みな職人技術や手作業のぬくもりといったものの価値がますます高まっています。昔ながらの素朴な「手仕事」からオリジナリティあふれる新しい時代の「…
タンザニア
井上 満衣 2016年からタンザニア、キゴマ州のとある村で私は、現地の小学生を対象に調査を行ってきた。タンザニアの初等教育は7年制である。2016年は小学6年生を、続く2017年は小学7年生に持ち上がった子どもたちを追跡…
ニジェール
桐越 仁美 2018年、日本の夏は暑かった。気象庁によると、1946年の観測開始以降、関東の平均気温が最も高かったのだとか。戦後72年で最も暑い8月、日差しから逃れようと街路樹の陰を選んで歩いても、じっとりとした空気が付…
ケニア
目黒 紀夫 夏休みに学生をケニアに連れていった。そうすると、すっかりケニアに慣れ親しんでしまった自分にとっては当たり前だけれども、初めてケニアを訪れる身には予想外な物事があることに気付かされる。たとえば「チャイ」がそれだ…
エチオピア
眞城 百華 北東アフリカのエチオピア北部からエリトリア南部にかけての地域では、民族衣装として白い木綿が使われる。男性は白いシャツとパンツを着たうえで、ガビと呼ばれる木綿ガーゼを何重にもした厚手のストールを上半身に纏い、女…
カメルーン
小山 祐実 カメルーン東部には狩猟採集民ピグミーのバカの人たちが広範囲にわたって住んでいる。バカたちは甘いものが大好き。日本人と一緒にコーヒーを飲むときも角砂糖を最低4つはいれ、それでもまだ遠慮しているようだ。バカ語で味…
タンザニア
藤本 麻里子 タンザニアのインド洋島嶼地域では、漁業・漁撈が盛んで様々な魚介類が利用されている。私はこれまでザンジバルで漁業・水産業の調査を行ってきた。特にスワヒリ語でダガー(dagaa)と呼称されるカタクチイワシの干物…
アフリカ便り
村尾 るみこ 「えっ、トウジンビエ酒づくりを見に来たって?」 ンブンダ王の王宮のまわりに集い、せっせと酒をつくっていたンブンダの女性たちが驚いてこちらを振り返る。2015年に私がその場を訪れたとき、8月の王の就任式にあわ…
アフリカ便り
村津 蘭 ベナンでの生活で、私は多くの「当たり前と思っていたこと」が実は単なる思い込みに過ぎなかったことに気づかされたが、「石鹸は白くて硬いもの」というのも、その一つだ。 市場に並んでいるそれは、泥団子にしか見えなかった…