山越えとご褒美(エチオピア)
眞城 百華 電車や車に乗ることの多い日本の生活と比べて、アフリカでは自分でも驚くほど歩く。道行く人に場所を訪ねて目的地までどのくらいかかるか聞くと、誰もが「すぐそこだよ」という。それを信じてひたすら教えられ…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
エチオピア
眞城 百華 電車や車に乗ることの多い日本の生活と比べて、アフリカでは自分でも驚くほど歩く。道行く人に場所を訪ねて目的地までどのくらいかかるか聞くと、誰もが「すぐそこだよ」という。それを信じてひたすら教えられ…
黒崎 龍悟 国際協力に関心がある・かかわっているというと「立派ですね」などといわれることがある。一見、好意的にみえるこの意見は、世間の国際協力というものに対する偏ったイメージをあらわしている。 国際協力へのかかわり方やそ…
タンザニア
溝内 克之 タンザニアの中心都市ダルエスサラーム、蒸し暑いこの街では、夕方になってやっと体がまともに動かせるようになる。夕暮れ時、街のはずれにある大型バー「リバーサイド」には多くの人が集まってくる。仕事の疲れをいやすため…
ザンビア
成澤 徳子 ザンビア南部に暮らすトンガの人びとにとって、乾季は祝いの季節である。終日畑仕事に追われる雨季が明け、どの家の穀倉も主食のトウモロコシでいっぱいとなる6月、村びとの間ではたくさんの行事の予定で話題が持ち切りとな…
丸山 淳子 六月。南半球に位置するカラハリ砂漠では、寒い季節を迎える。狩猟民として知られるブッシュマンも、絵はがきのなかでは、皮のふんどし一枚で原野を闊歩しているが、この季節、そんな格好じゃ、寒くてしかたがない。とりわけ…
カメルーン
戸田 美佳子 「ムサ〜!」 「アドゥライ〜!」 「シェフチェンコ〜!」 太陽が西に沈みはじめるころ、村のあちこちで子供を呼ぶ声が聞こえてくる。食事が集会所に運び込まれるのだ。空き地でサッカーボールを追いかけていた少年たち…
カメルーン
安田 章人 日本から直線距離でも1万2千キロ。長旅を終え、カメルーン北部の小さな村に到着する。これで、2回目の訪問だ。自分がお世話になる家の前には、たくさんの子供たちが集まっている。その笑顔には、「お土産は何かなぁ・・・…
ケニア
目黒 紀夫 ケニア共和国の玄関口、ナイロビのジョモ・ケニャッタ国際空港(ジョモ・ケニャッタとは同国の初代大統領)で飛行機をおり、入国審査のゲートへと続く通路の両脇には、野生動物の写真のうえに“Karibu Kenya”(…
カメルーン
安田 章人 早朝、遠くから銃声が響く。「ああ、また誰かが狩猟してるんだ…。」乾季の朝のひんやりした空気を感じつつも、まだ寝袋から出られないでいる筆者は、そう思った。 アフリカ中央部・カメルーン共和国の北部。ここには、壮大…
アフリカ便り
2010年6月、いよいよサッカーのワールドカップが南アフリカ共和国で開催されます。アフリカ大陸ではじめて開催されるこのワールドカップまでの1年間、アフリック・アフリカのメンバーがアフリカ各地のサッカーをめぐるエッセイを毎…
ガーナ
織田 雪世 「あの果物売りのひと知ってるでしょ。亡くなったのよ。」その電話をもらったのは、わたしがアクラの職場で働きはじめて、しばらく経ってからのことだった。「あんた、仲良しだったでしょ。だから一応伝えておこうと思って。…
タンザニア
黒崎 龍悟 タンザニアでフィールドワークをしていた時の話。 タンザニアの季節というと日本のように四季があるわけではなく、だいたいの地域が雨季と乾季にわかれる。灌漑設備が発達しているわけではないので、農業は天水に依存し、雨…
ウガンダ
大門 碧 鳴り響く音楽。マイク片手にはずむ若者たち。ステージへと向かう人びと。手にはコインか紙幣、もう片方の手にはビール瓶、体をゆらしながら、笑顔で、男も、女も。時には子供も。 ウガンダの首都、カンパラ。夜中の盛り場の光…
ザンビア
成澤徳子 日曜日は唯一、畑仕事が休みの日。朝からおめかしをして教会へ出掛けた人びとが、お腹をすかせて家路を急いでいる。だが休みだからといって、もたもたお昼を食べてはいられない。男性はサッカー、女性はネットボールと、午後は…
ザンビア
村尾 るみこ 日本に難民として庇護を求める人びとは、船や飛行機でやってくる。 アフリカの国に難民として庇護を求める人びとは、大半が歩いてやってくる。 そうして陸続きのアフリカの国ぐにでは、国境はあってないよ…
タンザニア
八塚 春名 たぽん・・たぽん・・たぽん・・たぽん・・・とぽん・・バチャッ! とたんに私の肩は水びたし、こぼれた水が地面の土と一緒になって、私の足にはねあがる。「あーあ、これじゃ家に着いたときには、きっと水がなくなってるね…
日本
溝内克之 ミスを連発するフォワード。試合を見守るバーの客たちから「あ〜」という嘆息が漏れる。だれかが「フォワードを交代だー」と叫んだ刹那、歓喜のゴール!!店は歓声に沸いた。 日本代表の試合ではない。「ブラック・スターズ」…
エッセイ集
待望のエッセイ集第2弾が、ついに発行になりました。「アフリカで育つ」と題する今回のエッセイ集では、アフリカ7か国の町や村を舞台に、子どもが産まれてからひとり立ちするまでを、11編のエッセイとたくさんの写真でみなさまにお届…
カメルーン
服部 志帆 カメルーンの森の民バカ・ピグミーの子どもたちの集まる場所がある。村で一番年をとっているおばあちゃん、アベニョンのところだ。子どもたちは、森の小鳥が大木の枝のうえでそっと羽を休めるように、アベニョンの小さな草ぶ…
タンザニア
八塚 春名 ごはんを食べ終わるやいなや、さっきまで皿が置かれていたテーブルには、カードが並べられる。「きのうは、トンゴローが3、デゲラとウィアが1、ハルナは0、ボクは4!」とアマタは自慢げに言う。昨日の勝敗だ。この家では…