ミセケ村に養蜂箱を設置(2014年1月)

岩井雪乃

200個の養蜂箱を設置しました!

昨年は、W-BRIDGEの助成を受けて養蜂箱を200個購入し、ミセケ村の5名の畑に設置しました。
「ゾウの餌のために農業をやるようで、やる気が出なかった。けれど、養蜂箱が来たからきっと収穫できるだろう。気力がわいてきたよ!本当にありがとう!」
と言ってくれました。

例年だと1月ごろは収穫期(ゾウがやってくる時期)なので、養蜂箱の威力が発揮されるところなのですが、今年は干ばつで植えた作物が枯れてしまったそうです。

再度植えなおして、今は生育を待っているところです。

運び込まれる200個の養蜂箱

養蜂箱設置研修会を開催しました。(8月)

一昨年に養蜂箱を設置したロムチャンガ村農民から、新しく設置するミセケ村農民に対して、成果と課題を共有してもらいました。

ゾウの追払いには、一定の効果を発揮していることを、ロムチャンガ農民は熱く語っていました。

ただ、蜂蜜を食べにくる新しい害獣ラーテル(ミツアナグマ)の報告もあり、課題も出てきています。効果があがるように、設置の工夫を重ねていきたいと思います。

農民研修会

養蜂箱によって、少しでも被害が減るよう、農民のみなさんと現地NGOセデレックのスタッフと共に努力していきます。

国立公園の中では、50頭のゾウの群れを見ました。これが村に出てくるのですから困ります

伝統弓矢大会

8月の訪問時には、「イコマ地域の伝統を学ぼう」ということで、一緒に行った日本人大学生とミセケ村のみなさんで弓矢大会を開催しました。

かつては弓矢で野生動物を狩ることが、「イコマの男の証」でした。しかし、1980年代から動物保護政策のために弓矢は全面禁止になってしまいました。それでも、みんな弓矢を使うのは大好きです。的当て大会では、みんな真剣に弓を引いており、60人ほど集まったギャラリーも大喜びでした。

弓矢大会

 

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日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。