養蜂箱の大規模な修繕(2014年12月)

岩井雪乃

ハッピーハニーチャレンジの近況をお伝えします。

ポールと屋根の交換

ハッピーハニーの養蜂箱は、つるすために2本のポールが必要であす。またハチは藪を好むので、住みやすい日陰になるように、藁ぶきの屋根もつけなくてはなりません。

このポールと屋根は、設置してから1年経つと雨と風のせいでボロボロになってしまいます。そこで、ミセケ村の養蜂箱200個について、腐ってしまったポールを交換し、屋根をふき替えました。

養蜂箱を掃除してきれいにし、ハチが入りやすいようにする

ポールは挿し木で活着するように

ポールの交換と屋根ふきかえもたいへんな作業です!離れた森から木を伐りだし、畑まで牛に引っ張らせて運びます。屋根にする草も刈って集めてこなければなりません。そして、コチンコチンの土を掘ってポールを立てる穴をあけます。1週間はかかりきりにならないとできません。

農民たちは他にもやるべき作業がたくさんあるので、この対策ばかりに時間がとられては、持続していくことができません。

そこで、少しでも作業が楽になるように、活着する性質をもつ木を植えるようにしました。うまく根づいてくれれば、そのまま木となって生育するので、交換の必要もないしハチの好む日陰も作ってくれます。

全部は無理ですが、何割かでも活着してくれるのを期待したいです。

屋根のふき替え

ダミアンは、7月に日本に来て多くの支援者と会ったことで、たいへんやる気を出しています!次々と困難が発生する現場を切り盛りして、農民を後押ししています!

ダミアンが日本で学んだことを青空集会で伝える

もうすぐハチミツの収穫期です。セレンゲティは例年よりも雨が少なく乾燥しているそうなのですが、果たして収穫はできるのでしょうか? がんばってほしいです!

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。