ロックダウンの先を見て―ジンバブエ人移民労働者の知恵―
河野 明佳 「大きなお金を手元に置いておくのは怖いから」そう言って、住み込みの家政婦として働いているジンバブエ人のメモリーさんは、ロックダウンが始まってから毎週、週払いのお給料を家族でも友人でもないある人に送金していまし…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
ジンバブエ
河野 明佳 「大きなお金を手元に置いておくのは怖いから」そう言って、住み込みの家政婦として働いているジンバブエ人のメモリーさんは、ロックダウンが始まってから毎週、週払いのお給料を家族でも友人でもないある人に送金していまし…
エチオピア
眞城 百華 2020年3月13日エチオピアで最初のCOVID19の感染者が見つかり、驚くことに最初の感染認定者は日本人との報道が流れた。私は、同年2月中旬に10日ほどエチオピアに滞在し、その後、他のアフリカの国に行き別の…
タンザニア
佐藤 秀 伝道師の仕事 「父よ、あなたの慈しみに感謝してこの食事をいただきます。この大地の恵みを祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください。聖霊の御名によって、アーメン。」 タンザニア・キリマンジャロ山麓の標高約1,…
コンゴ民主共和国
松浦直毅 夏休みはたいていアフリカの森の中にいる。昼間は太陽がギラギラと照りつけるが、夜になると風がひんやりと心地良く、明け方には寒くなってシーツをかぶるほどで、日本の夏に比べたらずっと快適である。「アフリカの森で暮らす…
タンザニア
八塚春名 2020年3月16日。タンザニア第1号のコロナ感染者が出たというニュースを、わたしはタンザニア南部の町イリンガのホテルで聞いた。さっきまで一緒にいたレンタカーのドライバーさんに電話をしたら、「車のラジオでニュー…
アフリカ便り
新型コロナウイルス感染症によって、アフリカの人びとも大きな影響を受けています。 とはいえ、広い大陸ですので、日本に届くニュースは、極端な状況についての報道になりがちです。 そこで、私たちアフリックからも、アフリカの人びと…
ガーナ
牛久晴香 私事で恐縮だが、3月に書籍を出版した。ガーナ北部のボルガタンガ地方にお世話になって11年、やっとこれまでの成果をまとめることができて、ひとまずほっとしている。最終稿を提出したとき、世界がここまでの状況になると…
アフリカゾウと生きるプロジェクト
岩井雪乃 タンザニアは、新型コロナに対して、ロックダウンなどの厳しい制限は取っていません。手洗いや屋内でのマスク着用は奨励しているものの、経済活動を優先する方針で、いわば、アフリカのスウェーデンのような独自路線の国です。…
アフリカゾウと生きるプロジェクト
岩井雪乃 追払いチームの活動の安定 ゾウ被害を減らす要となる追払いチームのメンバーは、ミセケ村では約60人になっています。2018年度に建設した3つの見張り小屋が今年は活用されて、メンバーの負担を軽減しています。2019…
セネガル
池邉智基 身体に触れるものや口にするものなどは、なるべくきれいなものであってほしい。そのような「きれい」であるという状態は、清潔で衛生的であることだけでなく、何かよからぬことがあるかもしれないという不確実な状態ではないと…
タンザニア
黒崎龍悟 研究のフィールドとしてタンザニアに通うなか、現地でお世話になっている人たちにお土産をもっていくことがよくある。 こどもたちに対しては、簡単なおもちゃや文房具などを持っていくことが多い。ときどき、多くの子どもに配…
ケニア
善積 実希 まだうんちはしてないなあ。 便秘かな?大丈夫かな? わたしの頭のなかはいつも息子のうんちとおしっこのことでいっぱいだ。家族のあいだでも、息子の排泄状態の情報交換は欠かせない。そんなとき 紙おむつが売っていない…
ガーナ
桐越 仁美 ハジヤは、いつも違う人の子どもを預かって育てている。両親が離婚して母親が出て行ってしまったから。両親が仕事で失敗して養育費を捻出できなくなったから。子どもを預かる理由は様々だ。自分自身も7人の子どもを育てあげ…
ザンビア
村尾 るみこ 「ワシャ委員会では、まず、1)トイレを屋根・フェンスで囲うこと、2)床を掃き清めて・・・」 元難民のラシャはそれまでの淡々とした語りぶりとはちがい、語調を強めて勢いよく話し出した ザンビアの難民定住地に隣接…
タンザニア
八塚 春名 「わたしの『入れもの』をもって来て。」 寝る準備を始めると、いつもおばあちゃんは姪のイバンヌにそう言っていた。イバンヌは、それまで外でわたしたちが使っていた椅子やゴザをぜんぶ家の中に入れて、最後にその「入れも…
ボツワナ
丸山 淳子 あっと思ったら、もう遅かった。私のズボンが、まだらに濡れていた。当の本人は、一段と機嫌がよくなり、笑い声をあげている。周りの大人たちは、私が思わず上げた声に、ちらりとこちらを見たけれど、すぐにおしゃべりに戻っ…
タンザニア
黒崎 龍悟 タンザニアの人たちはとてもきれい好きだ。町を行く男の人たちはパリッとアイロンのかかった服を着ている。女の人たちはカラフルな生地で仕立てた服をまとっている。それにひきかえ私はタンザニアに行ったばかりのころ、よ…
アフリカ便り
思いのほか・・・といってはなんですが、アフリカにはとても清潔できれい好きな人びとによる文化や習慣があります。普段の飲み水や生活用水、トイレやゴミの問題といったことから、日々の服装やおしゃれなど、ちょっとしたことからもそこ…
コンゴ民主共和国
松浦 直毅 全長約4700km(世界5位)、流域面積368万平方km(世界2位)、アフリカ大陸のどまんなか、コンゴ盆地の熱帯雨林を雄大に流れるコンゴ川は、豊かな生物多様性を育む命の源であるとともに、人々の生活を支える交…
ウガンダ
浅田 静香 2012年、私が初めて調査のためにウガンダに降り立ったとき、漠然と「地域固有のごみの捨てられ方や利活用」について調査したいと思っていた。かと言って具体的な目星があったわけではなく(いま思えばもっと事前に勉強し…