お客さんから家族へ (タンザニア)
八塚 春名 私がお世話になっているタンザニアのアマタさん一家のお父さんは、日本にいる私に時おり手紙をくれる。手紙はいつも“私たちの家族であるハルナへ”で始まる。 私の家族 左からお父さん、孫2人、遊びに来た筆者の友達、ウ…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
タンザニア
八塚 春名 私がお世話になっているタンザニアのアマタさん一家のお父さんは、日本にいる私に時おり手紙をくれる。手紙はいつも“私たちの家族であるハルナへ”で始まる。 私の家族 左からお父さん、孫2人、遊びに来た筆者の友達、ウ…
タンザニア
八塚 春名 「テンカ(Tenka)」 これは2003年12月11日に私に与えられた名前であり、ある植物の名前でもある。 タンザニアのサンダウェという人々の村で調査を始めた頃の私は、「私もサンダウェ語の名前が欲しい」と思っ…
ザンビア
村尾 るみこ 「ああ、あの木の下でおろしてくれ。あのムシビの木だよ」 中年の男性がそう言って、満員のトヨタハイラックスを止めて下車した。私も続いて降りると、近くで遊んでいた村の子供が「おかえりーおかえりー」と叫びながら一…
日本
西崎 伸子 アフリカのどんな田舎に行っても子どもたちがサッカーに興じる姿を目にする。彼らは空気が抜けてペコペコになったボールを日が暮れるまで裸足で追い掛ける。そして大人たちは,もはや日本では「遺物」となったアナログ式ラジ…
カメルーン
服部 志帆 さんさんと照りつける太陽のもと、捨てられた赤い靴の中から薄緑色の小さな芽が顔をのぞかせています。ラフィアヤシの葉でふかれた集会所の屋根の上では、青い空に向かってふぞろいに、しかしまっすぐに伸びる植物たちがにぎ…
西 真如 エチオピア高原の長い雨期が明ける頃になると、首都アジスアベバで暮らす商人達が一斉に店を閉め、自家用車や貸切のバスを連ねて故郷の村へと出発する。 彼らが目指すのは、アジスアベバから150kmほど南西にある南部州グ…
ブルキナファソ
石本 雄大 サヘル地域,ブルキナファソ北部にあるタマシェクの村でのこと。 乾いた大地に手拍子が響く。30人ほどで輪を作る女性たちの刻むリズム。手を叩くたびに頭を下げ,腰を折り,かがむ。幾多の手が発す音は重なり,身体の動き…
黒崎 龍吾 南部タンザニアの季節は雨季と乾季にわかれ、雨季は耕作の季節となる。そして雨季に播かれた作物は乾季に収穫される。雨季のどんよりとした天候のなか、連日の労働で疲れた表情とは対照的に、乾季は快晴の天気とともに人びと…
タンザニア
岩井 雪乃 「あー!シマウマだ!ヌーだ!」 アフリカで見ることのできる大型動物に、観光客はみな歓声をあげる。今、私のまわりにいる村人もそれは同じだ。しかし、その次に出てくる言葉が違う。 「あれは脂がのってて、うまいぞ!」…
タンザニア
八塚 春名 私のところに毎日のように子供が来る。彼らの目的は、動物の写真入り図鑑を見せてもらうことと、その本の最後に載っている知らない動物の絵を見て、みんなで笑うこと。「本当にこんな動物いるの?ハルナは見たことがあるの?…
アフリカ便り
安田 章人 その夜、私は川辺に造られたスポーツハンティングキャンプの従業員宿舎で寝ていた。カメルーンの北部にはサバンナが広がり、そこではライオンやゾウなどの野生動物を対象としたスポーツハンティングが行われている。調査を行…
西 真如 エチオピアのシダモ(シダマ)地方は、有名なコーヒー産地のひとつで、日本で売られている缶コーヒーの原産地表示にも「シダモ」と書かれているものがある。エチオピアの首都アジスアベバからシダモは、自動車で半日の行程だ。…
タンザニア
近藤 史 お正月編で紹介した「インゲンマメの畑」のことを覚えているだろうか?そう、天候編にも登場した「谷間の湿地につくる乾期畑」のことだ。ベナの言葉でフィユングと呼ばれるこの畑、実は、ときに「婦人の畑」と称されるほど、お…
村尾 るみこ アフリカの村で滞在していると、犬の鳴き声、トイレなど、いろいろな理由で夜中に目が覚める。なかでも、日本で一人暮らしをする生活のなかではありえないが、隣の家の子供の声でおきることが多いように思う。 ある夜は隣…
岡本 雅博 ダンダンダダダダーン、ダダダダダダダダダダーン・・・・。力強い太鼓の轟音が深夜の氾濫原に響きわたる。樹木の叢生が少ないオープンランドであるザンベジ川の氾濫原では、太鼓の響きを遮るものは何もない。 毎年、ザンベ…
ボツワナ
丸山 淳子 「ほら、ごらん。私たちの故郷に雨が降っているよ。あそこでは、木の実が色づいて、スイカが実りはじめたよ。窪地には雨水がたまって、動物たちが集まってくるよ。見てごらん。あんなに雨が降っているよ。」孫娘をあやしてい…
近藤 史 「あそこはいつ通っても曇っていて嫌になるね。」タンザニア南部高地に位置するンジョンベ県は、そこを通過する旅行者たちから“どんより暗くて寒々しい”という印象を持たれることが多い。この地域はなだらかに起伏する丘陵地…
ザンビア
村尾 るみこ ザンビアの西側は、とにかく砂が深い。いくらトヨタのランドクルーザーでも、はまってしまえばひとたまりもない。歩くのにも不便だ。足がとられる。ザンビアで暮らし始めてばかりの頃、砂の上の歩き方を知らない私の姿がま…
ザンビア
村尾るみこ 国境と聞いて、思い浮かべるものは何でしょうか。日本は島国だから、海や島を思い浮かべる人も多いかもしれません。それにひきかえ、ザンビアはアフリカ南部にある内陸国で、隣り合う8つの国とは陸つながり。特に南に接して…
ザンビア
岡本雅博 葦舟や竹筏とならんで、丸木舟は太古の昔からあった船である。日本では、博物館などに行かないと目にすることはできない。しかし、アフリカの湖沼や河川においては、丸木舟は重要な交通手段として、いまなお生きている。 西部…