6月3日、4日の二日間、初めて開催されたエチオピア・フェスにティバルにアフリックもブースを出しました。コーヒーやバラなどエチオピアに縁のある企業やエチオピア料理やジャマイカ料理、エチオピアだけでなくアフリカの物販、アフリカにかかわるNPOなどのブースがでていました。アフリックのブースではエチオピアのドレスやコットン製品、カンガなどの布やアクセサリーなどの物販とエチオピアやアフリカにかかわる書籍の紹介、論文の抜き刷りの配布、写真やエッセイの展示を行いました。
エチオピア一国だけで二日間でどれだけの方がいらっしゃるか不安もありましたが、晴天にも恵まれ、エチオピアのダンスや音楽、食にひかれて多くの方が参加されました。
アフリックのブースは、エチオピアやアフリカに関する知的好奇心を満たす情報発信も行ったため、アフリックのパンフレットに加え、『アムハラ語入門』や『アフリカで育つ』のエッセイ、エチオピアのエッセイ集、論文の抜き刷りなどが二日間ですべてなくなりました。ブースを訪れた方が「物販でみやげものはあるし、音楽・ダンスのパフォーマンスはあるけれども、歴史や文化を知るものが何もない」とアフリックブースで時間をかけてエチオピアやアフリカの情報を集めていらっしゃいました。アフリックブースだけが、論文・書籍・活動報告、エッセイ集、パネル展示を駆使して、アフリカの文化や歴史を伝えようとしていて、それをきちんと評価してくださり、とてもうれしかったです。
エチオピアに縁のある方々と情報交換できただけでなく、アフリカやエチオピアを知りたいとフェスティバルに訪れる方々と交流することで、アフリックの活動の原点を確認することもできました。アフリカを知りたい、学びたい、触れたいという方々と直接交流することができるフェスティバルなどの機会を今後も活用していきたいと思います。