立派な外国人 (エチオピア)
森下 敬子 エチオピアの首都アジスアベバで一度でもバスに乗ると、もう二度と御免だと思う。東京の最悪なラッシュ時の地下鉄みたいだ。いくら運賃が安くても(始点から終点まで乗っても10円以下)、酸欠になりそうなほど混雑していて…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
エチオピア
森下 敬子 エチオピアの首都アジスアベバで一度でもバスに乗ると、もう二度と御免だと思う。東京の最悪なラッシュ時の地下鉄みたいだ。いくら運賃が安くても(始点から終点まで乗っても10円以下)、酸欠になりそうなほど混雑していて…
ボツワナ
丸山淳子 青い空。赤茶けたカラハリの乾いた大地。真っ黒なアスファルトの道路が、はるか遠く地平線までまっすぐにのびている。アフリカのなかではとりわけ道路事情に恵まれているボツワナ。新米運転手の私でも、ついついスピードがでて…
エチオピア
西崎 伸子 「カラン カラン」と首から鈴を賭けた一頭の馬が、木製の力車に人を乗せ軽快に道路を走っていく。これは、わたしがエチオピアの町で2年間暮らしていたときに、よく利用していた馬車である。現地の言葉で”ガリ”と呼ばれて…
ボツワナ
丸山 淳子 頭が痛い。熱はちっとも下がらない。戸外からは、このうちのおとうさんとおかあさんが近所のおじさんたちと一緒に、私の病状について話し合っている声が聞こえる。心配してくれているのはわかっているけれど、みんなの話し声…
宮下 遼子 「ハレルヤ!」「ハレルヤ!」 老若男女問わず、説教師に向かって大きな声をはりあげている。マラウィのある教会での説教中の一風景である。 アフリカ諸国で最近流行っているキリスト教の一宗派では、病気は「悪霊」のため…
鈴木 郁乃 数年前のお正月をエチオピアの農村で迎えました。大晦日の夜にはラジオでは一年を振り返り、エチオピア正教の司祭の祈りが伝えられ、元旦には、滞在先の子供たちが、部屋の床に刈りたての青草を敷き詰め、装飾用に花を生けて…
タンザニア
近藤 史 クリスマスからお正月にかけて、日本や欧米ではのんびりと過ごすことが多いですね。キリスト教徒がたくさんいるタンザニアでも、学校やオフィスにはクリスマス休暇があります。けれどもこの時期、タンザニア南部・ンジョンベ県…
エチオピア
鈴木郁乃 「かわいそうに、ガブジャなんて食べているのかい!?」ガブジャとはエチオピア南西部に暮らすアリ人の言葉でタロイモを表す。アリの村に赴任していた学校の先生たちと話をしていた時に、「アリ人の家に住んで、何を食べている…
タンザニア
近藤 史 私がお世話になっている、タンザニア南部のンジョンベ県・ベナの人々の村には、とっても美味しい飲み物があります。それはポンベとウランジ。ポンベは、タンザニア全般で飲まれている穀物からつくった醸造酒で、コモンの名でも…
飯田 優美 ワインには華やかさと奥深さ(これを「おしゃれ」さとか「高級感」とか「難しさ」などと表現してもよいのだろうが)がある。これらは‘魔力’となって、ワインを時として非日常的な飲み物にする。 「10年ほ…
タンザニア
八塚 春名 ○月×日昼:ウガリ、ムレンダ、 ○月△日夜:ウガリ、ムレンダ、 ○月□日昼:ウガリ、ムレンダ・・・・ タンザニアのサンダウェの村で食事調査をしていた私は、毎日同じ家を周り「お昼何食べた?」「今何作ってるの?」…
ザンビア
岡本 雅博 日本に住む私たちの身のまわりには、「食」をめぐる情報に満ちあふれている。テレビでは、毎日のように「某所の和牛がおいしい」だとか「鮨を食べるなら某店」などといったグルメ番組が流れている。雑誌をとってみても同様で…
日本
岩井 雪乃 長年、自分が大切に関係を築いてきたフィールドに第3者を連れて行くことは、多くのフィールドワーカーにとって不安がともなうことだろう。連れて行った人が、自分の主義・主張と異なる振る舞いをしたら、これまでの苦労が台…
荒木 美奈子 7月6日グレンイーグルズで主要国首脳会議(G8サミット)が始まったが、翌7日サミット開催を狙ったとみられる同時多発テロがロンドンで起こった。その衝撃は大きく、繰り返されるテロや戦争の前に、再度世界が怒りや悲…
ボツワナ
丸山 淳子 最近、長男のいたずらぶりが目に余る。いつかあの子は恐ろしい目にあうにちがいない。ひさしぶりにカラハリに戻ると、わたしがいつもお世話になる家のおかあさんは、彼の話ばかりしていた。このうちの長男、シークエは8歳に…
ザンビア
村尾 るみこ 中南部アフリカにある、ザンビア共和国西部にはアフリカで4番目の長さを誇るザンベジ川が流れている。ザンベジ川の流れは「ひとが歩くほどのスピード」と描写されるほど穏やかで、その河畔に住む人びとも穏やかな生活をお…
エチオピア
鈴木 郁乃 私が半年ほど居候させてもらっていた村は、エチオピア西南部の標高2000メートルほどの場所に位置しています。村に暮らす殆どの人々が農業で生計を立てている、アリ人です。 母と子 私がお世話になってい…
タンザニア
岩井 雪乃 タンザニアの大学生がどんな生活をしているか、日本のみなさんは想像することができるだろうか?ここでは、私が10年前から家族ぐるみでつきあってきた青年、マベンガくんのキャンパスライフを通して、タンザニアの最新の大…
マダガスカル
飯田 優美 朝4時、真っ暗な部屋の中で、ジリジリと目ざまし時計がなった。数人が起きだす音がする。が、足音はしない。続いて、ガタンガタン、ガガガ、ギイイイイー、ガタン、と戸を開ける音がした。やがてまた、あたりは静かになった…
鈴木 郁乃 2003年の6ヶ月間をエチオピア西南部の農村で過ごした。子どもの暮らしの変容に関する調査を行うためである。 私が滞在した当時のエチオピアは、学校制度改革の真っ只中(都市では完了しているらしかった)で、それまで…