お正月はマメに働こう(タンザニア)
近藤 史 クリスマスからお正月にかけて、日本や欧米ではのんびりと過ごすことが多いですね。キリスト教徒がたくさんいるタンザニアでも、学校やオフィスにはクリスマス休暇があります。けれどもこの時期、タンザニア南部・ンジョンベ県…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
近藤 史 クリスマスからお正月にかけて、日本や欧米ではのんびりと過ごすことが多いですね。キリスト教徒がたくさんいるタンザニアでも、学校やオフィスにはクリスマス休暇があります。けれどもこの時期、タンザニア南部・ンジョンベ県…
鈴木郁乃 「かわいそうに、ガブジャなんて食べているのかい!?」ガブジャとはエチオピア南西部に暮らすアリ人の言葉でタロイモを表す。アリの村に赴任していた学校の先生たちと話をしていた時に、「アリ人の家に住んで、何を食べている…
近藤 史 私がお世話になっている、タンザニア南部のンジョンベ県・ベナの人々の村には、とっても美味しい飲み物があります。それはポンベとウランジ。ポンベは、タンザニア全般で飲まれている穀物からつくった醸造酒で、コモンの名でも…
飯田 優美 ワインには華やかさと奥深さ(これを「おしゃれ」さとか「高級感」とか「難しさ」などと表現してもよいのだろうが)がある。これらは‘魔力’となって、ワインを時として非日常的な飲み物にする。 「10年ほ…
八塚 春名 ○月×日昼:ウガリ、ムレンダ、 ○月△日夜:ウガリ、ムレンダ、 ○月□日昼:ウガリ、ムレンダ・・・・ タンザニアのサンダウェの村で食事調査をしていた私は、毎日同じ家を周り「お昼何食べた?」「今何作ってるの?」…
岡本 雅博 日本に住む私たちの身のまわりには、「食」をめぐる情報に満ちあふれている。テレビでは、毎日のように「某所の和牛がおいしい」だとか「鮨を食べるなら某店」などといったグルメ番組が流れている。雑誌をとってみても同様で…
岩井 雪乃 長年、自分が大切に関係を築いてきたフィールドに第3者を連れて行くことは、多くのフィールドワーカーにとって不安がともなうことだろう。連れて行った人が、自分の主義・主張と異なる振る舞いをしたら、これまでの苦労が台…
荒木 美奈子 7月6日グレンイーグルズで主要国首脳会議(G8サミット)が始まったが、翌7日サミット開催を狙ったとみられる同時多発テロがロンドンで起こった。その衝撃は大きく、繰り返されるテロや戦争の前に、再度世界が怒りや悲…
丸山 淳子 最近、長男のいたずらぶりが目に余る。いつかあの子は恐ろしい目にあうにちがいない。ひさしぶりにカラハリに戻ると、わたしがいつもお世話になる家のおかあさんは、彼の話ばかりしていた。このうちの長男、シークエは8歳に…
村尾 るみこ 中南部アフリカにある、ザンビア共和国西部にはアフリカで4番目の長さを誇るザンベジ川が流れている。ザンベジ川の流れは「ひとが歩くほどのスピード」と描写されるほど穏やかで、その河畔に住む人びとも穏やかな生活をお…
鈴木 郁乃 私が半年ほど居候させてもらっていた村は、エチオピア西南部の標高2000メートルほどの場所に位置しています。村に暮らす殆どの人々が農業で生計を立てている、アリ人です。 母と子 私がお世話になってい…
岩井 雪乃 タンザニアの大学生がどんな生活をしているか、日本のみなさんは想像することができるだろうか?ここでは、私が10年前から家族ぐるみでつきあってきた青年、マベンガくんのキャンパスライフを通して、タンザニアの最新の大…
飯田 優美 朝4時、真っ暗な部屋の中で、ジリジリと目ざまし時計がなった。数人が起きだす音がする。が、足音はしない。続いて、ガタンガタン、ガガガ、ギイイイイー、ガタン、と戸を開ける音がした。やがてまた、あたりは静かになった…
鈴木 郁乃 2003年の6ヶ月間をエチオピア西南部の農村で過ごした。子どもの暮らしの変容に関する調査を行うためである。 私が滞在した当時のエチオピアは、学校制度改革の真っ只中(都市では完了しているらしかった)で、それまで…
西崎 伸子 私が「自宅で出産した」というと、女性には「最近、流行だね」と軽く返され、男性には「そんなことできるの?」と驚いて聞きかえされる。たしかに2004年には、ともさかりえや石田ひかりなどの芸能人が自宅で出産し、ちょ…
近藤 史 2005年4月、タンザニアでの現地調査を終えて、はや1ヶ月がたちました。帰国した日に京都駅で雪に見舞われて以来ちぢこまっていましたが、あたたかくなってきたのでそろそろアフリックでの活動も再開していきたいと思って…