第27回アフリカ先生(京都府国際センター)報告

「ティンガティンガお絵描き教室」(2008年10月19日)

井上真悠子

10月19日(土)、京都府国際センターにて「ティンガティンガお絵描き教室」を開催しました。講師にはタンザニア人ティンガティンガ画家のマイケル・レヘムさんをお迎えしました。当日は20代から70代までと幅広い年齢層の男女18名が参加してくれました。参加者の方々には、マイケル先生の指導を受けながら、コースターやブリキのミニバケツなどの素材にティンガティンガを描いていただきました。ライオン、シマウマ、キリン・・・選ぶ絵柄はそれぞれでしたが、みなさん真剣に絵に熱中し、あっという間の3時間でした。

先生の指導を受けながら、いざ実践!

みなさん素晴らしい集中力でした

「実際に描いてみると、想像していたよりも細かい作業で難しかった」「こんな手順で描かれていたなんて意外!」といった驚きの声もありましたが、みなさん初めてとは思えないくらい上手にティンガティンガを描きあげておられて、マイケル先生も「みんな上手だね!」と、大絶賛してくれました。実際に手を動かすことからアフリカの「ものづくり」に興味をもってもらおう、という企画でしたが、参加者の方々からも「とても楽しかった」「もっと詳しく知りたい」という感想をたくさんいただけて、とても嬉しく思っています。

参加者の方々の作品

アフリック・アフリカとしてお絵描き教室を催すのは、今回が初めての経験だったということもあり、色々と至らない所もあったかもしれません。アフリカと違って日本の気候では絵具がなかなか乾かなかったり、ドライヤーを多用しすぎて会場のブレーカーが落ちてしまったりといったアクシデントもありました。しかし、みなさまにはめったに体験することのできないアフリカの「ものづくり」を楽しんでいただけたのではないかと思います。次からはこの経験を活かし、より楽しいお絵かき教室を目指したいと思います。

なお、今回のお絵描き教室には、上記講師のほかに、コーディネーターとして黒崎龍悟と井上真悠子(ともにアフリック・アフリカ会員)、アシスタントとして小宮淳子さん(tena tena)が参加しました。また、京都国際センターの石田さんには、事前準備から当日まで、大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。