焼きバナナ
東南アジア原産のプランテンバナナは、3,000年前には熱帯アフリカに到達し、バンツー系の人々がこれを携えて熱帯雨林地域に拡散していったとも推測されている重要な食糧作物です。皮をむいただけのプランテンバナナを、たき火の真ん…
NPO法人「アフリック・アフリカ」のホームページです
東南アジア原産のプランテンバナナは、3,000年前には熱帯アフリカに到達し、バンツー系の人々がこれを携えて熱帯雨林地域に拡散していったとも推測されている重要な食糧作物です。皮をむいただけのプランテンバナナを、たき火の真ん…
東南アジア原産のプランテンバナナは、3,000年前には熱帯アフリカに到達し、バンツー系の人々がこれを携えて熱帯雨林地域に拡散していったとも推測されている重要な食糧作物です。プランテンバナナを薄く切って、少し焦げるくらいま…
アフリカで栽培されるトウモロコシのほとんどは、甘味品種(スイートコーン)ではありません。皮が厚く、堅くしまった実は、歯ごたえ十分というだけでない旨みがあります。皮をむいただけのトウモロコシを、たき火の真ん中に置くだけでで…
エチオピアの北部から中部にかけての地域では、一日のうちに最低1回、またお客さんが来たときには必ず行われるコーヒーセレモニーです。出産や新年や祭日などにも重要な意味を持ちます。コーヒーを入れるのは女性の役割で、おいしいコー…
穀類やキャッサバの粉を湯で練って固い粥状にした主食で、これにおかずをつけて食べます。アフリカのさまざまな地域で食べられていますが、地域ごとに調理法、材料となる穀物の種類、呼び名などが異なります。ここでは、タンザニアのドド…
モロヘイヤを中心に、複数の野菜をゆでたもので、粘りが特徴です。味付けは塩と、ムニュと呼ばれる木灰から水で抽出した液を使います。ムニュは苦みを和らげ、粘りを強くする効果があります。ケニア西部では非常に一般的なおかずです。
シロアリの有翅虫(羽アリのことです)が、巣立ちのために飛び立つところを捕まえます。見かけはちょっと気持ち悪いですが、おいしいです。「おばあちゃんちで食べる懐かしいおやつ」といった雰囲気の味がします。ウガリ(トウモロコシの…
ザンビアでは、各民族語名のほかに、英語名でフリッター(揚げ物)と呼ばれることも多い。都市・農村を問わず、人びとに広く食べられている。軽食やおやつとして、子どもや女性に好んで食される。男性も、腹の足しや酒のつまみに食べるこ…
カメルーンの生唐辛子を、擂り潰したタマネギ・ニンニクとともに煮詰めてオイル漬けにしたもの。ありとあらゆるカメルーン料理に「ちょっと辛さが足りないな」と思ったときに使います。ゆで卵にたっぷり塗って食べても美味しい!
オクラを使ったスープ料理です。カメルーンではオクラのことを「ゴンボ」と言います。多くのカメルーン料理はお腹にどっしりくる料理が多いのですが、これはあっさりとしたスープで、どんどん食が進みます。
カラハリ砂漠で暮らすブッシュマンにとっての新しいごちそう。すべての材料が「店で買うもの」。原野の野生動植物を主食物としてきたブッシュマンにとっての、大きな変化を示している。
ピラウは中近東に起源を持つ料理で、米と玉ねぎのみじん切りを油で炒め、好みで各種肉や野菜を加えて炊いた米料理。タンザニアでは、香辛料をたくさん加えて祝日やおめでたい日などに各家庭で作られる。日本語のピラフ。
マゴ国立公園で働くスカウト(レンジャー)のうち、半農半牧のバンナのスカウトがいつも作ってくれるフィールド料理。家畜をさばき、豪快に、じっくりと焼いて、屋外で食べます。
南アフリカやレソトの、特に田舎では多くの人が好んで食べる定番料理。調理も簡単。農村部ではしぼりたての牛乳をかけて食べるのがとってもおいしい。
コンゴ民主共和国などのアフリカ熱帯雨林地域で食される。大蛇を豪快に捌き、ベフィリというニンニクの香りがする香草・塩・トウガラシで煮込む。肉の弾力とモツのやわらかさが印象的。ご飯にかけて食べる。
アンゴラ東部のルンバランギンブ地域は首都から離れた地方にあり、長らく続いた紛争の影響もあって、食材の種類が少ないところ。教会の神父であるブラジルからきた友人が「アンゴラ風のブラジル料理を食べてみて」とごちそうしてくれまし…
カメルーンの煮豆料理です。日本で煮豆というと甘い味を想像しますが、これは甘くない煮豆です。カメルーンでは朝食や昼食時にパンに挟んで食べるのが主流です。熱々よりも冷めた方が私は好きです。
セレンゲティの農村の伝統的なお菓子です。牛乳を分離させて作る、手作りのバターを使います。見かけはケーキらしくないですが、味はまさにチーズケーキ!材料がそろうタイミングがあわなかったり、手間がかかるので、おばあちゃんが「今…
タンザニアの代表的な軽食。砂糖とピーナッツが原料なので食べごたえがある。都市部では路上でコーヒーを売り歩く人たちがいて、その人たちが軽食として一緒に売っていることが多い。コーヒーに良く合う。
奥さんと死別し、独りで質素な暮らしを送るおじいちゃん。村びとには珍しい辛い物好きで、玄関前で育てている唐辛子と愛猫がトレードマーク。 撮影場所 ザンビア南部州 撮影年 2008年 撮影者 成澤 徳子