第96回アフリカ先生報告(アフリカ料理店「カラバッシュ」、2018年4月28日~5月2日)

アフリカ・サロン「イモから見るアフリカの粉餅食文化」
写真資料展「アフリカの食べものを訪ねよう」

村尾るみこ

アフリカ料理店「カラバッシュ」にて、アフリクック・プロジェクト企画として、アフリカ・サロンと写真資料展を開催しました!

アフリカ・サロン「イモから見るアフリカの粉餅食文化」は4月28日(土)、店の奥の部屋に10人の参加者をむかえ、食のはなしをしてきました。都内の大学院生や東京近辺にお住いの一般の方が中心でした。
参加者のみなさんから随時質問などをだしてもらい、夕食もすすめながらざっくばらんにアフリカの自然や歴史のなかで育まれてきた多様な食文化の話をしてきました。話の中心は、キャッサバの練粥の話だったのですが、アフリカ起源の食べ物のクイズや、写真や図をいれた村での生活、奴隷貿易や紛争との関連なども話すと、皆さん熱心にメモをとってくださいました。

4月28日~5月2日は写真資料展「アフリカの食べものを訪ねよう」として、写真とレシピをまとめたファイル、およびアフリカ各地の食と生活を映した写真を店内に飾らせていただきました!
オーナーの熊澤さんやスタッフの方が、来店されたお客様に写真やレシピのファイルを紹介してくださったりして、お忙しい中ご協力くださいました。
お店に来てくださるのは、近辺にお勤めの方が多い傾向にありますが、アフリカに行ったことがない方も料理のレシピや写真を楽しんでくださっていました。また、アフリカに青年海外協力隊としていったことがある方は、かつての勤務地から車でよく買いにいった村の食べ物を懐かしそうに語っていらっしゃいました。

店内での展示の様子

料理の写真とレシピを閉じたファイル

店内のカウンターでも展示していただきました!

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日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。