2010年5月6日から16日まで、京都駅ビル9階にある京都府国際センターにおいて、写真展「アフリカで育つ」を開催しました。3月に発行したエッセイ集「アフリカで育つ」とのコラボレーション企画として、子どもや子育ての様子を伝える写真パネル約30点と、できたてのエッセイ集を披露してきました!南アフリカで開催されるサッカーワールドカップが間近に迫る中、アフリカへの注目が集まっているようで、期間中は2つの新聞社からの取材を受けました※。また、写真展へ来てくださった人や、新聞記事を読まれた人から、エッセイ集やアフリカについての問い合わせをいただくこともできました。写真やエッセイ集を通して、アフリカへ興味をもってもらう機会を、ささやかながら提供できたのではないでしょうか。
会場でいただいた感想をいくつかご紹介します。
写真への感想(お気に入りの写真をあげて)
- 「私たちも働いているよ」「いざ発表会」
どの写真も息吹が感じられるのですが、やはり大好きなタンザニアが気になります。わずかに写り込むカンガや国旗が懐かしいです。 - 「山地での農業」
実家が田舎で農業をやっているので、興味深かった。
子どもでも生きる必死さが伝わってくるから。 - 「弟をあやす」
まだまだ甘えざかりの幼児が乳児をりっぱにあやしている姿が頼もしく、可愛らしい。 - 「チーフの葬式」
故人を悲しむ様子がとらえられていて、よかったです。 - 「親子で集まって記念撮影」
父親は「男」であるということを如実に示してくれる。現代日本の若き親たちに見てもらいたい。 - 「おいしい顔・たのしい顔」
まん中の子どもがかわいい
エッセイ集への感想
- エッセイの視点が新鮮で面白かった。
- 平易な文章の中に、現地だからこそ「ハッ」と感じられる驚きが凝縮しているように思いました。
- テレビなどで見るアフリカは、悲しい感じがするが、エッセイ集は子どもが笑っているので希望が感じられる。よいエッセイ集だと思います。
- アフリカの子どもたちに焦点をあてていて、おもしろかったです。
全体をとおしての感想
- 厳しい環境の中で自然な笑顔が出せるアフリカの人達のすばらしさをみました。
- アフリカに行きたい気持ちが強くなりました。
- 地方にてごく普通の暮らしをしていると、アフリカのことが生活の中には身近に感じにくいです。今日、この写真展に出会えて幸せでした。Asante sana.
※産経新聞「子どもの表情生き生きと 『アフリカで育つ』パネル展」(2010年5月11日朝刊)
京都新聞「アフリカの日常つづるNPO 京都府国際センターで写真展」(2010年5月12日朝刊)