静岡県民の日事業「夏休み県大ツアー」における写真展(2015年8月21日)

松浦 直毅

2015年8月21日(金)の「静岡県民の日」に合わせて静岡県立大学が開催した大学一般公開イベント「夏休み県大ツアー」において、教員による活動を紹介するコーナーで、「アフリカに出会おう」と題する企画をおこないました。アフリック・アフリカ企画協力というかたちで実施し、会員からは報告者のほかに準備作業などで山口亮太が参加しました。ツアー全体としては、下は幼稚園児から上は70代のお年寄りまで127名が参加し、4グループに分かれて各企画を25分ずつまわるという形式でおこなわれました。

報告者が担当するコーナーでは、前半はクイズを交えてアフリカの概要について説明したほか、スライドショーを用いて報告者の調査地やフィールドワークのことを話しました。後半は、アフリック・アフリカ提供の写真パネルと報告者が所有する物品の展示をしました。自由に観覧してもらい、報告者が巡回して質問に答えるというやり方でおこないました。珍しい写真に見入っている人も多く、なかでも料理の写真やレシピに注目が集まっていました。物品は自由に手に取ってもらうようにしましたが、こどもたちにはやはり楽器や仮面が人気で、思い思いに楽器を鳴らしたり仮面をつけたりして楽しんでもらいました。

幼児や小学低学年もふくめた幅広い年齢層に通じるような企画を考案するのは容易ではありませんが、そうしたときに見たり触れたりして楽しめる写真や物品は、強力なツールになると思います。とりわけアフリック・アフリカの写真パネルは、バラエティに富んでいて、質・量ともに非常に貴重な素材であると思います。これからもいろいろな機会に展示を企画して、多くの方々に見ていただきたいと感じました。

展示のようす