バオバブとハイビスカスのジュース

料理名(日・英・現地語)

バオバブとハイビスカスのジュース
Juisi ya ubuyu na choya (Swahili)

食されている国や地域

タンザニア ドドマ州

この料理って?

アフリカの乾燥地に生育するバオバブの実を利用して、少し酸味のあるジュースを作ります。そこに、色付け、風味付けとしてハイビスカスのがくを加えた豪華版。ピンク色のきれいな色と、さわやかな酸味。そして砂糖で甘さを足したら、暑さも疲れもふっとびます。

材料(4人分)

  • バオバブ(Adansonia digitata)の実両手にいっぱいほど
  • ハイビスカス(Hibiscus sabdariffa)のがく片手に乗るくらい
  • 砂糖適量

※ アフリカ各地の街中で販売されているカラフルな砂糖がまぶされたバオバブの実ではなく、何も加工がされていないバオバブの実を使うこと。
※ ハイビスカスのがくは、アフリカの乾燥地でロゼーラやビサップなどと呼ばれるもので、ハイビスカスティーの茶葉と同じ。

調理手順

1) 水にバオバブの実とハイビスカスのがくを入れて、ひたすらかき混ぜる
2) バオバブの実の白い部分が水に溶け、中の茶色い種子ばかりになったら砂糖を入れる(甘さは好みで調整)
3) ザルで濾せばできあがり


バオバブの実。白い部分が食べられる


バオバブの実とハイビスカスのがくを入れて混ぜる


バオバブの実の白い部分が溶け、茶色い種子が見えたら、もうそろそろ。


砂糖を入れて濾したらできあがり!

フィールドメモ

バオバブの実は、そのまま食べてもラムネのような酸味がありおいしいですが、ジュースにするとなおおいしい!乾燥地ならではのさわやかな飲み物です。

紹介者:八塚春名

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。