ザンジバル・ピザ

料理名(日・英・現地語)

ザンジバル・ピザ(英語・通称)

食されている国や地域

タンザニア・ザンジバル島(旧市街周辺)

この料理って?

野菜と挽肉と卵を小麦粉の生地で包んで焼いたもの。もともとモンバサで食べられていたものらしいが、十数年前からザンジバルでも売られるようになった。ザンジバルでは主に屋台で調理・販売されている。

材料(2人分)

  • 中力粉
  • バター
  • タマネギ
  • トマト
  • ピーマン
  • 牛挽肉
  • マヨネーズ

(上記に加え、クリームチーズを入れても美味しい)

調理手順

1)タマネギ、トマト、ピーマンはみじん切りにしておく。牛挽肉は火を通しておく。
2)中力粉に水を混ぜて練り、大きめ・小さめの二種類の団子をつくる。団子はしばらく寝かせる。
3)2をそれぞれ円状に平たくのばす。小さい方の生地は軽くフライパンであぶっておく。
4)大きい方の生地の上に、軽くあぶって固くなった小さい方の生地を重ね、その上に1を乗せる。
その上に卵を一個割り入れ、マヨネーズとチーズも入れ、スプーンで全体を混ぜ合わせる。
5)生地の端を折り、具材を包み込む。バターを熱したフライパンの上に乗せ、両面焼く。
6)焼きあがったら縦横に9等分して、お好みでキャベツの千切りなどのサラダを乗せ、ケチャップと唐辛子ソースをかけてできあがり!

フィールドメモ

公園や大通りの屋台で手軽に販売されていることや、「ザンジバル・ピザ」という西洋的な名前から、はじめは観光客のための料理かと思っていた。しかしここ数年でじわじわとザンジバルの地元住民の間でも人気が出てきているようで、公園に遊びに来ていた家族連れなども好んで食べたり、何枚もまとめてテイクアウトしていく人もよく見かけた。決して安くはない値段(2009年当時で1枚1200~1500Tsh.=100~120円)だけれど、ちょっとオシャレで手ごろな食べ物、という位置づけになっている。ザンジバルでは「ザンジバル・ピザ」もしくは「あれ、あの『ピザ』」などと呼ばれている。

ザンジバルの旧市街に暮らす人々の中には、晩御飯はチャイとパン程度で軽く済ましてしまう人たちも多い。我が家では、週に何回かは私がテイクアウトでこのピザを1枚買って帰り、ママと子供4人と私で1~2切れずつ分けて食べるのが晩御飯代わりになっていた。カロリーの高い具材が詰まっているせいか、皆で少量ずつ分けても不思議と満たされた気分になった。ちょっと贅沢な、幸せな食べ物。

実際の料理のようすをチェック!

紹介者:井上真悠子

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。