第37回アフリカ先生「タンザニアのポップ音楽:hips don’t lie」京都文教大学サテライト・キャンパス宇治橋通り『ぶんきょうゼミナールcafe』(2009年11月8日) & 写真展「アフリカへの招待:フィールドワーカーが触れたアフリカの日常」

溝内克之

京都文教大学サテライト・キャンパス宇治橋通りが定期的に開催している「ぶんきょうゼミナールcafe」で、「タンザニアのポップ音楽:hips don’t lie」と題して、アフリカ先生を行いました。

まずお話の舞台であるタンザニアの概観を説明し、そして東アフリカで流行するポピュラー音楽「ボンゴ・フレーバー」を映像とともに楽しんでもらいました。ボンゴ・フレーバーは、東アフリカの共通語であるスワヒリ語で歌われるヒップ・ホップやR&Bなどがミックスされた音楽ジャンルで、近年、東アフリカ音楽シーンの中心となっています。そのボンゴ・フレーバーへとつながるタンザニアのポピュラー音楽の歴史的変遷や、ノリの良い曲にのせて若者の日常や社会問題などを描く歌詞の内容とその背景などを説明しました。京都文教大学の学生さんや地域の方々が20人ほど参加してくれ、その様子は京都文教大学サテライト・キャンパスのブログでも紹介されましたhttp://www.cyber.kbu.ac.jp/blog/ujibashi/2009/11/

また併せて、11月8日から11月15日の間、写真展「アフリカへの招待:フィールドワーカーが触れたアフリカの日常」を開催しました。同サテライト・キャンパスは、宇治の観光名所に近く、紅葉の時期であったことから、学生さんや地域の人々だけではなく、多くの観光客の方々も来場くださりました。

京都文教大学ではフィールドワーク実習として毎年多くの学生さんたちがエチオピアやタンザニアに渡航しており、アフリカに関心のある学生さんが多く、学生さんたちと一緒に継続的にイベントを行えるのではと期待しています。