料理名(日・英・現地語)
ぺぺ(トウガラシのソース)
Pepper(英語)
Mako(チュイ語)
食されている国や地域
ガーナ南部地方
この料理って?
材料は小ぶりの丸い青トウガラシにトマト、タマネギだけ。塩が素材のフレッシュな甘みと辛みを引き出します。他の国ではピリピリとも呼ばれます。ガーナでは、バンクやケンケなど、発酵系の練り粥につけて食べると最高です。
材料(4人分)
- 青トウガラシ10個
- タマネギ1/2個
- トマト2個
- 塩適宜
- タマネギ1/2個
- トマト1個
- オイルサーディン1缶
- タンポポの葉12枚
- 卵1個
*タマネギ以下はお好みで
*青トウガラシはガーナでパプシト(kpakpo shito)と呼ばれる、小さなボールをくしゃくしゃに丸めたような形の品種で、辛味が弱くフレッシュな香りがあります。タマネギは、小ぶりの赤タマネギ、トマトは小ぶりの卵型のものを使っています。タンポポは高血圧によいと言われ、健康志向のガーナ人の間で、料理やサラダに入れて食べられるようになってきています。
調理手順
1)タマネギ1/2個を1cm角に、トマト2個をざく切りにする。
2)1.を青トウガラシと一緒にすり鉢でピュレ状にする。
3)塩2つまみを加えて味を調え、器に盛る。
(以下はお好みで)
トマトとタマネギのつけあわせ
4)残りのタマネギ1/2個を繊維に沿って5mm幅のくし型切りにし、塩少々を混ぜる。
5)残りのトマト1個をざく切りにし、塩少々を混ぜる。
6)2.に3.と4.を盛りつける。
オイルサーディン
7)オイルサーディン缶の油を5.にかけ回し、サーディンを盛りつける。
タンポポの卵やき
8)タンポポの葉を横5mm幅に切る。
9)7.に、6.のぺぺ小さじ1、タマネギ少々、トマト少々を加え、卵を割り入れて混ぜる。
10)フライパンに油少々を熱し、8.を流して焼く。6.に盛りつける。
フィールドメモ
ガーナの友人宅で初めて食べたとき、そのシンプルなおいしさに目をみはりました。バンクとのつけあわせは、他にもアボカドのスライスや揚げた魚など色々です。最高峰は、やはりティラピアという淡水魚のグリルとの組み合わせ。「バンクと…」と言いかけただけで「ティラピアかい!」と目を輝かせる男性に会ったことも一度やそこらではありません。
紹介者:織田 雪世