コーヒー(エチオピア)

料理名(日・英・現地語)

コーヒー(エチオピア)(日本語)
coffee (Ethiopia) (英語)
ショフロ(バンナ語)

食されている国や地域

エチオピア(南部低地)

この料理って?

エチオピア西南部の高原地はアラビカ・コーヒーの起源地とされており、有名産地から国外に輸出されるだけでなく国内でもたくさん消費されています。エチオピア南部の低地の牧畜民は、コーヒーの殻をマーケットで購入し、それを焙煎して煮だして飲む習慣があります。コップには必ずヒョウタンが用いられます。

材料2~3人分

  • コーヒーの殻適量
  • 水鍋や土器にあわせて適量

調理手順

1)水を入れた土器や鍋にコーヒーの殻を適量加えて火にかける

土器でコーヒーの殻を煮る

2)コーヒーが煮出されると、半切りにしたひょうたんに注ぐ。砂糖は加えない。

ヒョウタンで飲む

 

コーヒーの殻をマーケットで購入

フィールドメモ

「殻コーヒー」は、豆コーヒーに比べて味が薄い。このコーヒーが好まれる低地は気温が日中30度後半になることもあり、乾燥も激しい。女性が一度沸かすと2~3杯は飲むことになり、身体の渇きを弱めてくれる。儀礼にも使われる。

紹介者:西崎 伸子