料理名(日・英・現地語)
Chakalaka(英語)
食されている国や地域
南アフリカ
この料理って?
南アフリカ人が大好きなブラーイ(南アフリカのバーベキュー)に欠かせない副菜。ちょっとスパイシーで彩りもよく、これがあると、いつもより豪華な食卓になった感じです。
材料4人分
- 缶詰のトマトソース煮豆(Baked beans in Tomato sauce)400g
- ニンジン2本
- 玉ねぎ1個
- トマト1個
- ピーマン1/2個
- 生赤唐辛子1本(辛いのが苦手なら1/2本、あるいはなし)
- カレー粉大さじ1
- 塩適量
- 油適量
調理手順
1)玉ねぎ、にんじん、トマト、ピーマンをみじん切りにする。(にんじんはおろし金で細かくスライスでもOK)
2)生唐辛子は薄く輪切りにする。
3)油は少し多めかな、と思うくらい鍋にひき、生赤唐辛子と玉ねぎ、ニンジンを入れて炒める。
4)塩とカレー粉を入れる。
5)野菜に火が通ってきたら缶詰のトマトソース煮豆とピーマンを加える。
6)ことこと煮込みながら、塩とカレー粉で味を調える。
フィールドメモ
南アフリカの人びとのなかでも、タウンシップ(旧黒人居住区)に住む人たちの食卓は通常ワンプレートで、パップと呼ばれる白トウモロコシの練りがゆと、セシャボ(おかず)が一、二品(例えばメインのお肉と葉菜の炒め物の副菜など)。でもブラーイの時や、ホームパーティーの時などちょっと特別な日は、いつもより一品多く、このチャカラカが第三のセシャボとして登場することがよくあります。唐辛子とカレー粉で少し辛いのですが、缶詰のトマトソースが甘めなので、ソースは甘辛になります。今回は煮豆の缶詰を使ったレシピを紹介しましたが、チャカラカそのものの出来合いの缶詰もあります。家庭によってレシピが少しずつ違うので、料理人の腕が問われる一品でもあります。
ホームパーティにて。真ん中がチャカラカ。
盛り付けると、このように副菜としての存在感を発揮します!
紹介者:河野明佳