アフリカ先生ウェビナー:コンゴ・森と河をつなぐ

夏におこなわれて大盛況だったタンザニア編につづく「アフリカ先生ウェビナー」第2弾は、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)を取り上げます。コンゴといえば、政情不安、エボラ、紛争鉱物というような暗い話題ばかりが流布していますが、コンゴでフィールドワークをおこなってきた私たちにとっては、くみつくせない魅力をもち、明るくたくましく人なつっこい友人たちがいる場所でもあります。本ウェビナーでは、現地での経験にもとづいてコンゴの様子を紹介することを通じて、私たちが魅せられてきたコンゴの新たな一面をお伝えしたいと思います。

ウェビナーは、4回の連続企画(11月28日~12月19日の毎週土曜日20時から、各回90分)としておこないます。アフリック・アフリカのウェブサイトで連載し、このほど書籍として刊行された「水上輸送プロジェクト」のストーリーを軸に、プロジェクトの背景となる調査地の歴史、現地の人々の生活や社会、研究チームが長年にわたって研究してきた類人猿ボノボの特徴や魅力について紹介します。すでに本を読んでいただいている方には、多くの写真をまじえた執筆者自身の語りによって、あらためてストーリーを楽しんでいただけると思います。未読の方は、本ウェビナーをきっかけにコンゴに興味を持って本を手に取っていただければと思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

アフリカ先生ウェビナー:コンゴ・森と河をつなぐ(全4回)

主催:NPO法人アフリック・アフリカ、共催:NPO法人ビーリア(ボノボ)保護支援会

開催日時

第1回:11月28日(土) 第2回:12月5日(土) 第3回:12月12日(土) 第4回:12月19日(土)
※ 時間はいずれも20:00~21:30(90分間)

参加方法

参加費:無料(要・参加申込) 定員:各回100人
申込方法:以下のサイト(peatix)から申込手続きをおこなってください。
申込はこちら

話題提供者

松浦 直毅(静岡県立大学国際関係学部助教/アフリック代表理事/ビーリア保護支援会理事)
山口 亮太(日本学術振興会特別研究員RPD/アフリック理事/ビーリア保護支援会会員)
木村 大治(京都大学名誉教授/ビーリア保護支援会会員)
安本 暁(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程/ビーリア保護支援会会員)
徳山 奈帆子(京都大学霊長類研究所助教/ビーリア保護支援会理事)
横山 拓真(京都大学大学院理学研究科博士課程/ビーリア保護支援会会員)
高村 伸吾(ブリュッセル自由大学ポスドク研究員)

プログラム

第1回(11月28日)「コンゴでのフィールドワーク」

第1話「調査地にいたるまで:水上輸送プロジェクトのはじまり」(松浦・山口)
話題1「調査地の歴史」(木村)
話題2「ボノボの概要とボノボ研究者の生活」(徳山)
話題3「ボノボの行動と社会」(横山)

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第2回(12月5日)「地域住民ボンガンドの暮らし」

第2話「住民組織との協働:船の旅に向けて」(松浦)
話題4「ボンガンドをとりまく自然環境」(安本)
話題5「ボンガンドの生活と資源利用」(山口)
話題6「森の道を歩く」(木村)

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第3回(12月12日)「コンゴ・船の旅」

第3話「波乱万丈の船旅」(松浦・山口・高村)
話題7「河川交易商人の生き方」(高村)

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第4回(12月19日)「今後のコンゴ」

第4話「船旅を終えて:それぞれのその後」(山口・松浦)
話題8「調査地の現状とこれから」(徳山・横山)
質疑応答・ディスカッション

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お問合せ先

松浦直毅・山口亮太
アフリック・アフリカのお問い合せフォームよりご連絡ください。
題名は「コンゴウェビナー」としてください。