ヤギ肉の直火焼き

料理名(日・英・現地語)

ヤギ肉の直火焼き(日)・BBQ goat(英)

食されている国や地域

エチオピア南西部マゴ国立公園

この料理って?

マゴ国立公園で働くスカウト(レンジャー)のうち、半農半牧のバンナのスカウトがいつも作ってくれるフィールド料理。家畜をさばき、豪快に、じっくりと焼いて、屋外で食べます。

材料(約10人分)

  • ヤギ1頭
  • 適量

調理手順

1) ヤギをナイフで解体する。


丁寧に解体する。

2) 火を起こす。

3) 近くの木を手折り、ナイフで先をとがらした棒を作る。

4) 解体した肉や内臓を棒に刺し、焚き火周辺に並べる。


串に刺す。


火で炙る。

5) 棒はときどき、火のあたる向きを変えながら、焼きあがるのを待つ。全体がこんがりしてきたら、出来上がり。


細かく切って、塩や唐辛子をつけて食べる。

フィールドメモ

  • 調査で数日フィールドに出かけるときは、焼いたヤギ肉を串にさしたままもっていきます。長期になりそうな場合は、ヤギを車の屋根に乗せていくこともあります。
  • スカウトは、村に帰れば、地域の作法(解体方法・肉の分配など)にしたがいますが、公園では観光客に受け入れられやすい簡略した調理をします。

紹介者:西崎伸子

ABOUTこの記事をかいた人

日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。