森の影

カメルーンの森には、40m級の大木が茂っています。森の奥に行くと、そこはもう大木の茂る薄暗い空間。何が出てくるかわかりません。一方、村の周りは、ぽつぽつと大木があるだけで、人間の気配に満ちています。でも、早朝は特別な時間。朝霧に浮かぶ大木の姿は、まるで森の影をひきずった妖怪たちのようです。

撮影場所 カメルーン東南部
撮影年 2009年
撮影者 服部 志帆

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日本とアフリカに暮らす人びとが、それぞれの生き方や社会のあり方を見直すきっかけをつくるNPO法人「アフリック・アフリカ」です。